もうちゃ箱主人の日記
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2008年06月17日(火) ドイツ語のお勉強

お馬鹿なハナシが続いたので
 反省して勉強を…

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まず次の文章を見てください。


Man hat diesem Chorale nicht nur noch mehrstimmig gemacht,
sondern ihm noch verschiedene andere Formen gegeben,
und einige Stimmen davon verschiedentlich ausgeziert :

daher der sogenannte figuriete Gesang entstanden ist, (1)
von dem gegenwaertig so viel Missbrauch gemacht wird, (2)
dass man oft sich den der Kirchenmusik besinnen muss, (3)
ob man in der Kirche,oder in der Oper sey. (4)


これは、1774年に出版された有名なズルツァーの『美学辞典』の
1節ですが 
(ついに私も、この本を読むまでになったかという感慨もあるが、
  ぜ〜んぜん解らん… (^^;))
先の文章は、まあいいとして
:後の、構文が取れません。
 ご覧のように、(1)〜(4)いづれも定動詞後置ですから
 「複文」なんですね、では「主文」は、どれなのか?ということになる。

 学生たちと話しあったのですが、
 みんなお手上げ!
 やむを得ず、先生に教えて頂いた「種明かし」は以下の通り。


ポイントは、(2)(3)が、so〜 dass構文(英語のso〜 that)と
いうこと。 それがわかれば、あとは簡単。
(1)ではdaherが関係詞的に使われているため、後置されている。
つまり主文は、:前の文全体ということ。
続いて、本来のso〜 dass構文なら、(2)の動詞は定位置だが
本件では、von dem という「前置詞+関係代名詞」があるため
動詞が後置された。
(1)は関係文であると同時に、(2)の主文となるわけ。… (^^;)
(2)(3)に、soと dassがあるのは気付いていたが、
動詞後置されているため、so〜 dass構文につながってるとは
思わなかっただ… (^^;)
わかってみれば、簡単なことなのに
 まだまだですね、お恥かしい… (涙)
 
そういうわけで、大意は以下の通りか。

<このコラールは多声で作られたのみならず、
 いろいろな形式を与えられ
 二三の声部は様々に装飾された。

 そこから、いわゆる「手の込んだ多声音楽」が生じた。
 その音楽は、目下たいへん濫用されているので、
 人はそれを聴いている時、果たして自分は教会にいるのか
 オペラ座にいるのかわからなくなるほどである。>



もうちゃ箱主人