もうちゃ箱主人の日記
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2007年01月17日(水) 《魔笛》とシンケル

シンケルといえば、モーツァルティアンの間では
《魔笛》の特に『夜の女王』の舞台装置で名高い。
星空をバックに月に立つというあれである。

実際、今日の大半の演出が、それに負うところが多い。
(というか、その影響から抜け出せない… (^^;))

なぜこの話題かというと
美学会の機関誌『美学』226号(2006秋)に
下記論文が載っていて、遅ればせながら読んだから。

>「舞台装置家としてのシンケルと世界の「舞台」化
   ──《魔笛》背景案による空間演出を中心に」   
          長野 順子


思い立って、アンガーミュラーの『モーツァルトのオペラ』を
 (重い本っすねぇ!  ←しょこたん風に… (^^;)) 
紐解いたら、225頁に、ゲーテが1794年1月16日の
ワイマール宮廷劇場公演のために描いた装置が載っており
そのイメージがシンケルとよく似ている。

シンケルのは、その後だから
今に伝わる星空を背景とする『夜の女王』のデザインの原型は
ゲーテにあったのだろうか?
                
(因みに、この本によると
 ゲーテの監督時代1791〜1816のモーツァルト・オペラの公演数では
 《魔笛》がダントツであるのが興味深い。
  〜:魔笛 82、ドン・ジョバンニ68、後宮49、コシ33、
    テト28、フィガロ20 )     
          
    232頁   シンケル 1816 夜の女王




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