もうちゃ箱主人の日記
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2006年08月19日(土) 「審判-神と人とのあいだ」

東京裁判(極東軍事裁判)というと、この芝居を思い出す。

もう30年以上前、劇団民芸によるこの初演を観た。

清瀬一郎首席弁護人(後の60年安保の時の衆院議長)役の 
大滝秀治が、当時 劇団内で「神様」扱いされていた滝沢修
(キーナン検事役)を、向こうに廻し、入神の演技で
大評判を取った。  今でも瞼に残っている。
(この役で大滝は紀伊国屋演劇賞を受賞した。
 今春、再演されたらしいが、残念!見逃した。)

そんな、なつかしい芝居の名前を、「編○手帳」でみかけた。

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8月17日付・編○手帳から

 胸の内の戸惑いを、首席弁護人は法廷で口にした。
「大地の上に立ちながら、その大地の存在自体を疑わずに
おられぬような…」、そういう心境であると
◆極東国際軍事裁判(東京裁判)を題材にした木下順二さんの戯曲
 「神と人とのあいだ」(講談社)の一場面である。
勝者が敗者を一方的に断罪する。
当時からあり、いまもつきまとう裁判への疑問符を、その言葉が
代弁している
◆「テキさんは、今や自分を神さまだと思いこんじまってる。
  …けど、こっちが勝ってたらおれたちも自分を神さまだと
  思いこんじまうにきまってる」。
  軍事裁判というものの難しさを語るせりふもあった
      《後略》
(2006年8月17日 読)
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20060816ig15.htm


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