もうちゃ箱主人の日記
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昨日の《天声人語》で知った。
高田喜佐さんは、靴デザイナーとして知られるが 私にとっては、詩人高田敏子さんの娘さんということだ。 仕事で数回お会いした事がある。 敏子さんの詩風は、正直いって、私の好む詩風とは 遠いものだったが、伝え聞くお人柄には感銘を受けた。
・・・・・・・・・ @2月22日付 《天声人語》から
「人は裸足で生まれ、裸足で死んでゆく。 その間の生を、靴は共にする」。 先週、64歳で亡くなった靴デザイナー高田喜佐さんの 『素足が好き』の一節だ。
<中略> 「私の作った靴が、私から離れ歩いてゆく…… さまざまな人と出会い、旅をする。 涙を流し、笑い、沈黙し、愛を語り、地球の上で、 その人と大地をしっかり結んでいる」。 思いが詩的にほとばしるのは、母が「おかあさん詩人」の 高田敏子さんだったからか。 <中略> 〔敏子さんの誌の一節〕 「男は毎朝/カミソリでひげをそる/ そのとき女は/包丁で野菜を刻んでいる/ お互いに刃物を使いながら/刃物を感じないでいる/ 幸福な朝!」(『砂漠のロバ』)。 詩誌「野火」を主宰し、89年に74歳で逝った。 <後略>
もうちゃ箱主人
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