もうちゃ箱主人の日記
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| 2005年12月10日(土) |
《コシ・ファン・トゥッテ》 |
たのくら例会で《コシ・ファン・トゥッテ》のお話を うかがったあと、下記へ。 (実は、慶応大学で開かれている日本音楽学会研究会に行きたくて 昼食会を中座したのだが、田町駅へ着いたら、もう半分以上終った 時刻なのでやむを得ず断念!そのまま目黒へ向かった)
結果はとても面白かった、来てみてよかった! やはり、私は《コシ》が一番好きなのかなあ!? CDも一番多い気がする。 (ベームの新旧、ショルティ、マリナー、レヴァイン、 ムーティ、ガーディナー、アーノンクール、ヤーコプス ラトル、G・クーン …… 目下のお気に入りは断然 ヤーコプス! 映像はベーム、ガーディナー、アーノンクール新旧、 ムーティ、フィッシャー…)
さて、今日の《コシ》ですが 例によって、演奏評抜きで、ご紹介すると(笑)
演出の特色は、R・シュトラウス風ということか。 ポネル演出以来定番のナポリ風景はみじんもなかった。 アールデコ調の赤と黒のL字型のソファーが2つ ポツンと置かれた舞台。 メインのアリアの場面ではそれに加えて 真中に真っ赤なバックが下りて来るという簡素な装置です。 どこかで見たやうな気がするが… おお、ゲッツ・フリードリッヒ演出の『薔薇の騎士』第2幕 じゃないか!
開始の場面では、アラブ風の衣裳を着た2人の黒人小姓が登場し (これは、ウィーン定番O・シェンクの『薔薇の騎士』風じゃ) それが、幕を真中から開けていく。 どこかで見たやうな気がするが… おお、Ninagawa=マクベスの幕開けじゃないか! (かって日生劇場でみた蜷川幸雄演出『マクベス』で、そこでは 仏壇風に作られた舞台の前蓋を2人の老婆が開け閉めする)
てな、ことを感じましたが、決して非難しているわけではないので 誤解されませぬよう。(^^;) パロディというのは、観客大半が共有する土台の上で成立するもので たまたま私が見知っていた舞台を連想したことが イコール=パロディということには、なりませぬ。
昨今、過剰演出の弊害を云々されることが多いですが まあ、今日の演出はそれほどのことはなく楽しめました。
///////// 東京室内歌劇場 37期111回定期公演 「コジ・ファン・トゥッテ」 2005年12月10日(土)18時00分開演 めぐろパーシモンホール 10日 フィオルディリージ 佐々木 典子 ドラベッラ 小畑 朱実 デスピーナ 田島 茂代 フェルランド 川上 洋司 グリエルモ 星野 淳 ドン・アルフォンゾ 平野 忠彦 指揮:若杉 弘/演出:栗山 昌良 演奏: 東京フィル 美術■鈴木俊朗 照明■成瀬一裕
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