もうちゃ箱主人の日記
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2005年01月17日(月) プレゼンテーション

〜の極意(?)を、永井美奈子さんが
ご自分のHPで明かしていますので紹介しませう。

元 日テレの人気女子アナだった永井さんは、
結婚退職後 慶応大学大学院に入学、
出産による半年休学をはさんで見事修士課程を終え
MBAとなりました。以下は、
その「メディアミックス」をテーマとする修士論文の
口述試験に臨んだ際の体験について書かれたものです。


>130ページの論文を、20分にまとめてプレゼン

… これらを先生方が採点します。
先生方の専門分野はマーケティングや語学など、全く領域が
違うわけです。
これがSFC(慶応大学湘南藤沢キャンパス)の特殊性であり、
いい所であるといいます。  

しかし、発表する側にとってみると、これはかなり大変な作業
になります。
「メディアミックス」といってもその言葉の定義から入らねば
 なりません。
限られた20分の時間でこれらに時間をとられるのはとても痛い事で、
前置きばかり長いと本題に行くまでに時間が終わってしまいます。
ちなみに私の論文は130ページあり、これを20分で
まとめるわけです。

 ほとほと困った私は、主査の金子先生に
 「この作業は38時間取材したVTRを10分番組にするような
ものですね」
と申し上げたら、
 「38時間取材したVTRは一度棚上げして、
  10分番組を最初から作り直すつもりで臨んだほうが良い」
とアドバイスいただき、考えを改めました。

論文は社会の人が認めて初めて貢献できる!
そうなると、昔とった杵柄、人を感動させるインパクトのある
  プレゼンはテレビ屋家業の生業です。
この際、自分が苦労した分析や渾身の理論展開もばっさり
切り捨て、
 「言いたい事をひとつだけ」絞り込む作業にはいりました。

20分で言える事など本当に大した量ではありません。
というわけで、論文の結論ではなく、とても象徴的なひとつの
 事例を具体的に取り上げることにしました。
そしてすべての人が納得行くように、隙を見せないことも重要
 でした。
ひとつ引っかかることがあると、その論証が崩れて行きます。

 最初は
「全く違った領域の人にわかってもらうのは困難だろう」
  とか
「どうして全く違う領域の人に説明する必要があるのだろう」
  という考えだったのが、
「そうか論文は社会の人が認めて初めて貢献できる」
「誰でもわかるものでなければ自己満足にしかならない」
  ということに気づかされたのです。  …

   http://www.nagaiminako.com/


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