もうちゃ箱主人の日記
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> クーデターで政権を奪おうとするとき、 必ず狙う施設がある。 報道機関だ。
う〜む!! 一味違いますね。 コラムとは、かくありたい、なんて思います。 (えらそうにすみません。(^^;))
久々の「正平調」 全文をどうぞ…
------------------------------------------- 2005/01/14
クーデターで政権を奪おうとするとき、必ず狙う施設がある。 報道機関だ。 昨年起きたコンゴでのクーデターは未遂に終わったが、 反政府側が真っ先に占拠しようとしたのが国営放送局だった。
政治権力を握ったら、自らに有利な報道を強いがちになる。 大統領選挙で揺れたウクライナがいい例だろう。 政権寄りとされたテレビ局の記者らが、番組の中で 「偏向放送をしていた責任を認める」と謝罪したのが、 記憶に新しい。
そこまではいかなくても、政治的圧力と受けとられ かねない動きは日本でもある。 自民党幹部が民放番組を名指しにして「偏向だ」と批判した ことがあった。 新潟県中越地震では 「現地視察を伝える民放の報道時間が民主党より短い」と 不満をぶつけた。
今度は慰安婦問題でのNHK特集をめぐる圧力問題が 持ち上がった。 NHKの担当者が 「番組を改変したのは政治的圧力が背景」と 内部告発に踏み切った。 指摘通りなら、あからさまな介入だろう。 これでは政治家の顔色をうかがわないと番組がつくれなく なる。
太平洋戦争の際、大本営は軍艦行進曲入りで戦況を伝えた。 作家阿川弘之さんは、山本五十六・連合艦隊司令長官が その姿勢をこう批判したと自著の中で書く。 「報道は静かに真相を伝えれば十分なんだ」。 非常事態下でも報道は公正に。重い言葉である。
憲法が表現や報道の自由を保障する現代。 名前が出た政治家は否定しているが、告発の内容が本当 なら、由々しいことだ。 NHKがどう対応したかも含め、徹底究明してほしい。
もうちゃ箱主人
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