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洋服を買った時も、本を買った時も、 しばらくそれらを温存させる癖があります。
サラ(新品)の服は、しばらくクローゼットで熟成させます。
本は、台所のテーブルの上に置いて、気分が盛り上がるまで毎日眺めます。
変な癖。(笑)
読書家の友人と、たま〜に本の貸し借りや情報交換をする。 彼女は、私と好みが違う。
「ありえへん事が書いてある小説は、読む気がしない」と彼女は言う。
だから、昨年末に話題になったドラマ「JIN」は、見てないと。
「だって、タイムスリップなんて、真実味がないやん」って。
私は、けっこうその手の物が好き。 だから、桜庭一樹さんの小説も好き。 超能力者とか、空を飛ぶ人とか、出てくるし。 桜庭さんの小説の、 初めはきっちり、あとの方になるとぐだぐだになるストーリーも好き。
彼女は、そういうのは嫌い。
ずぅっと前に「お勧め」と彼女から貸してもらった小説も、 バリバリの「人生一代記」みたいなものだった。
今回も、 「お勧めのがあるのよ」と、彼女が本を持ってきてくれた。
私、「読みたい」とは言ってないんだけど。(笑) 彼女、「これ、図書館のだけど、自分の中でベスト10に入る小説」
と、、、図書館の本なの?
それは、俗に言う「又貸し」ですね。(^◇^;)
「大丈夫、大丈夫、貸し出し期間は1ヶ月あるから、読めるでしょ?」
そういう問題ではないと思うのだが。(笑)
その小説とは、半村良の「晴れた空」。
実は、この本も台所のテーブルの上で2週間ほど鎮座しておりました。 ネットゲームしたり、オリンピックを観戦している間、 私の横で、静かに時を待っておりました。
やっと、本を開いたよ。
あぁ、そうだ、これはまさに彼女の好きな小説だ。
日本敗戦後からの人々の暮らし・人生を描いた作品だ。
前に勧められた本も、そうだったな。その本は5巻まで続いていて、 現在もまだ継続中。続きが楽しみ。
弱視と近視と乱視と老眼の入り交じった目で、 根を詰めて読んでます。
戦後って、ずいぶん昔のように思えるけど、 実は、ほんの少し前の時代の事じゃないの。 戦後、日本も世界も飛躍的に発展(衰退?)してる。
10年後の世界は、どんな風に変わるんだろう?
またこの小説「青い空」みたいな時代に逆戻りしてたりして〜。
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今日も、思ったままをつらつら書きました。
読んでくれてありがとう♪
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