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変わったカレーを作った。

カレーのレシピ
茄子と竹の子の炊いたののレシピ
娘達の評判は、まずまずだった。
「お店のカレーみたい」 「イタリアンなカレーって感じ」
それで、実はカレーが苦手な夫にも、提供する事にした。
男の人って、基本的にカレーが好きなのかと思っていたが、 夫は(酒の飲み過ぎで)胃が弱いから、胃に負担が掛かるカレーが 苦手なのだ。
サンマの焼いたのと、茄子の煮たのと、カレーを夫に提供した。 カレーを食べたくない時のために、サンマを焼いたのだ。
「ね、今夜のカレーはいつもと少し違うから、食べてみて」
長女が言った。 「けっこうおいしいよ。イタリアンなカレーって感じで」
夫が言った。 「お母さん、ずいぶん自信ありげだな。相当うまいんやろな?」
私が、少し驚いた声で言った。 「どうして自信があるって思うのさ?」
夫は、少し得意そうな声で言った。 「しゃべり方でわかるわ。あの説明の仕方は、自信がある時の声だ」
へーーーーーーーー。
夫には自分の心を出さないように気をつけているのに、 いつも、バレバレみたいだ。 なんだか、怖い。
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