もう、世間では何でもいいです。 そして私はポルテの契約に
またお前か! どうしてお前がいるんだ! の彼がにこやかに待ってました。 受付のひとに「代えてほしい」と言ったのですが聞かなかったふりで押し切られてしまいました。 あああ、いや。帰りたい。
案の定、代車はなぜかカローラがやってきました。 話が違うじゃないか、ポルテと似ているVitzかPassoって話じゃないかと言うと 「セダンは嫌だってその時話していないですよね?」と。 えええ。 コーヒー牛乳を出しましょうか? と言われたときに、トマトジュースは嫌いですってわざわざ言わないと駄目なんですか。ここは。
しかも、クリンナップしたはずの契約書は住所が違う……。 指摘して、直している間に茶の一杯もなく大放置です。通りかかった整備の人がお茶を手配してくれました。 泣きそうです。 意気揚々と直した契約書を前に彼は言い放ったのです。 「誕生日と、電話番号はこれで良かったですか?」 ………直しに行く前に確認しろぉぉぉ。ちゃぶ台は何処ー。ひっくり返すためのちゃぶ台は! 以降、判を押しているときにも書類が足りなかったりと意味不明な彼に「新人にしてももう少し勉強を…」と苦言を呈すると 「4年目です」 という驚愕の返事が。 つい、店内に響き渡る大声で叫んでしまいました。あり得なぃぃぃ。 衝撃の余り、退場してくださいという文言も吹っ飛びました。タイミングを逸してしまったのです……。私の、ばか。 契約が終わった、と彼が認識しおもむろに私に聞いてくれました。 「これでOKです。なにかご質問は?」 「…………支払いについて、まだ何も」 なんというか、その、4年間やってて契約までこぎ着けたのはもしかして初めてなんでしょうか。
頑張って、気を取り直して。 これで9月にはポルテがやってきます。 仮の名前は「ポルポルちゃん」 武内直子のポルシェと同じ名前ですが、あれはポルポルくん。ポルテはポルポルちゃんです。たぶん。むしろ、セーラーカルテットに出そうな感じでお願いします。うむ、90年代の香り。
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