ということで、今回、割と気ままにSCCに出かけました。 細かな目論見はそれなりに有ったのですが、適当に遊ぶぞーという、最近していなかったパターンです。 おかげで、もりだくさんなお楽しみにたくさん会えました。ありがたやありがたや。
■ 記録更新
新幹線でざくっと東京に行こうと思ったら、早々から大量の「切符買い練習」に巻き込まれて乗りはぐれたり、停電だったりでダイヤ大混乱とでちんまりと波乱万丈でした。旅はこうでなくては。 どうにか新幹線も動き、検札が来たと思ったら、隣の席の人が呆然としています。 彼は、神戸で降りるつもりだったのに寝過ごしをしたらしく──って、既に名古屋を出て、次は横浜まで止まりません。 私も、かつてうっかり寝過ごして東京まで連れていかれたことが有りますが、それより遥かに豪華な寝過ごしです。 当初、寝起きで呆然と大人しかった彼も、どんどん理不尽な怒りに嘖まれたらしく、どんどん無駄に車掌さんにくってかかっていきました。混乱のあまり財布を振り回して 「神戸だったら定期が有るんだ!」 ……多分、それ、何のフォローにもならないと思うのですが何か言わないと気が済まなかったのでしょう。 「だいたい、乗りたくて乗ってるんじゃないぞ!」 あーあ。それは、言わないほうが……。 「どんな気持ちで乗っていてもこっちには関係が無いんで」 それまで一緒におろおろしていた車掌さんがきっかりと乗り越し精算を開始してしまいました。 ……と、とりあえず、神戸と横浜は同じ港町だし、中華街有るし、ゆっくりと下車したらどうかなー、とフォローにならないフォローを心の中でさせていただきました。 新横浜に着くまでの一時間半、彼は、ずっと週刊誌を眺めてましたが目はうつろでした……。気の毒に。 ちなみに、以前私が同じように乗り過ごしてしまったときはあまりに呆然としていたせいか、切符に大きく赤で「寝過ごし」と書かれ、 「帰りの車掌さんにこれを見せたらすぐに判って貰えるからね」 「東京に着いたら、反対側のホームから30分後に新幹線が出るからそれにのりなさいね。ちょっと遠いホームからもっと早く出てるけど、反対側のほうが間違えないよ」 などとめっきり可哀想な子扱いでした……。 でも、おかげで一銭も払わずに済んだし(帰りの車掌さんにも妙に優しくして貰えたし)深く考えないことにします。ええ。
■ うはうは
と、そんなこんなで会場着です。ああ、サークルがいっぱい。うはうはです。 まずは、Aさんスペースへ。 うまく、いつも言えませんがものすごい憧憬と感謝を持っています。 本を読むたびに、お話させて戴くたびに、きちんとしないとー、と思うのですよ。はい。本当に、幸運だと思います。 ゆっくりと、今頃、色々な言葉を噛みしめさせて戴いてます。 ……いつか、本持って御挨拶に行きたいです……。って、本、作りたいなあ。いっぱい。 でもって、久々に本漁りをしましたー。 携帯で、某嬢と買い物連絡したりして、なんだか堪能気分です。 途中合流したKさんからみたら、本当に少ない量なんですが、も、すごい満足。幸せの重み〜。 10年来、尊敬してるサークルさんの本も買えてそれだけでも倒れそうに幸せです。 で、会場を出るべくKさんと歩いていると、突然「そーいえば、さっき、生くまいたよ」と。 ……何のことだか、まったく判らないままホールを歩いていると、 生リラックマがまさに、今、数人の人に拉致られて会場入りするところでした。 同人誌即売会に、なぜ、生リラ。てか、ばったもんじゃなくて本物なのか。そもそも何をしにこんなところへ。 頭の中が「?」でみっちりしつつハーメルンの笛吹きこども状態で付いていくと……… 企業ブースで生リラが撮影会やってました。
撮影用のブースには『生リラックマ in Super Comic City』というどこまで本気なんだか、冗談なんだか判らん看板が鎮座ましましていらっしゃいました。どーも、サンエックスの企画らしいです。すごいな。呼ぶほうも呼ぶほうだが、応じるほうも応じるほうだ。 そして、うはうはと写真を撮る人、一緒に記念撮影する人がうらうらと。楽しそうに生リラと並ぶお嬢さんの鞄の中はやっぱり同人誌がみっちり詰まっているのでしょう。深く考えれば、かなり不思議な撮影会です。 よくよく考えれば、リラックマは割と大きなおねーさんにも人気ですが、キディランドなどでの撮影会は、さすがにこどもに場所を譲る立場。譲ることなく、堂々と楽しそうに写真を撮るさまはほのぼのとしつつも貴重な経験に違いないのです。
私は、さすがに一緒に写真を撮ることはしませんでしたが、ついでににゃんにゃんにゃんこのファイルもちまちま買いました。わーい。 でもって、やっぱり、これはカオルさんがオタクなので生リラがストーカーで付いてきたという設定でOKなのでしょうか。おお、いきなりカオルさんに無駄な親近感が。
■ 池袋は
と、夕食にはまだ早いのでKさんと一路池袋へ。 連休ということもあって、池袋は恐ろしいほどの人込みでした。もう、街中が北海道物産展の初日のような込み具合。 池袋というと、どーも、サンシャインとハンズというイメージがあったのですが、これがまた、とても楽しい街になってました。
まずは、サクラカフェ。も、最初のお茶からオタクスポットです。 色んな意味でゆったりまったりとお茶が出来、好きな場所です。クレープでも大行列になっている外の喧騒が嘘のようでした。 滅多に来られないのが残念な限り。
何故か、TOYOTAでトロのスタンプラリーをしていたので、うきうきと参戦。 B1F〜4Fのフロアに置いてあるスタンプを専用カードに集めるとトロシールがもらえるという、太っ腹なんだけど、TOYOTAに何のメリットが有るのか良く判らないイベントです。ついでに、自動車買っちゃえ♪って人はあまりいないと思うんですが……。 TOYOTAなせいか、中はとっても万博で、大名古屋にいるような緊張感の無い空間で、スタンプを………ちょっと幽玄的に押したり、目鼻立ちもなくなるほど力強く押したり……これはこれですごく可愛いと……思うのに、Kさんはあくまで自分のカードと交換してくれませんでした。………可愛いと…可愛いと思うのに……しょぼん。
で、お店を幾つかまわって──秋葉原より、ずっと、いかれた街でした。秋葉原もここしばらく行ってないのですが、女の子イラストが妙なメイド服だったり、いっそ着ていなかったりの看板が乱立する店よりはかなり入りやすいです。 中は、プライズだったり、付録だったり全サだったり懸賞品だつたりどーじんしだったりを売っていて、腐女子がうはうはと買いだししてました。付録のノートが2冊で100円とか、思わずKさんと来ていたことを忘れるほど堪能しました。プライズは、邪道と呼ばれても買ったほうが結果として安いし、好きな物が選択できるので有難いです。 こんな素的な街に特化していたなんて……。感涙。 名古屋ではまだまだこうした店は入りにくいので、やっぱり東京が羨ましい……。
■ うううううううま
と、一通り、池袋を堪能した(おのぼりさんに付きあわさせた)あと、Sさんを呼びつけ……呼び出しです。うーん。言い替えても事態はあんまり変わんないか。 いつもは新幹線とんぼ返りなのでゆっくりできないのですが、今回は夜行バス移動なのでまったりゆっくりうっとりできます。最終の新幹線との時間差は実際はそうないのですが、そこはそれ。 なのでここはひとつ、豪奢に豪勢に!と香味屋さんへ。 ……すみません。 GWもやっているのかしら? と言う程度でしか心配していないのが一人、 GWだし混んでるのかなー と言う程度でしか心配していないのが一人 計二人とも、「予約をしよう」という脳みその持ち合わせはありませんでした。呼びだされたうえに、営業の確認もして、ついでに予約を入れてくださったSさん、ありがとう。Sさんがいないと、さまざまなものを食いっぱぐれる自信があります。
久々の香味屋は んまーーーーー でした。 レストランというより、あくまで洋食屋さんのイメージです。でもって、丁寧に基本に忠実に作られた洋食というのはまさに御馳走!と実感させてくれます。本気で旨い。高いけど旨い。旨いのでもうどーでもいい。いつか、弁当を持って新幹線に乗りたい……。 メニューはいつものごとく、オニオングラタンスープとハヤシライスとミンチカツ。ついでに、Sさんのチキンサラダやワインをたかり、もう食べられないーーと泣きつつ(メニューだけ見るとそんなに満腹にならないかも、なんですが、みっちりと作ってあるので見かけ以上に食べでがあるのです)、シャンペンのシャーベットまできっかりと戴きました。たまには、他のものも食べてみたいのですが、浮気するほど胃袋にもお財布にも余裕がありません。ああ、でも、エビフライもシチューも食べてみたい…。チキンも美味しいことがわかったので、そちらからも、是非に。 野望は広がります。 気が付くと、二時間近く、最後の客になるまでふらふらと食べていました。 あああああ、幸せ。反芻。 新幹線やめて良かった……。
放っておけば、後一時間くらい食べていそうな至福の時でした。ありがとう。
■ エピローグ
と、夜行バスでふらふらと帰宅中、トイレ休憩で驚いたのは万博ツアーバスの多さでした。 ……かなり意外な感じ。 万博と言いつつ、なんとなく地方博の印象が強いので、遠くからわざわざ来ている人がいるのが不思議です。そっかー、本当に万博やってるんだーーなどと失礼な感慨に浸りつつ、地元に着けば。 駅前は救急車とパトカーと消防車とでごったがえしてました。道にも人が倒れている気配です。 後日ニュースで知ったのですが、朝の5時だというのに、豪快に放火で家が一件燃えた直後でした。
わーい。 最後まで盛りだくさんの内容を有難う、神様。 例え、玄関を開ける前に犬の散歩が待っていても、朝のお茶よりもねこのトイレ掃除が待っていても、たいそう楽しい旅でした。 いつもありがとう。 また、あそんでやってくださーい。ぶんぶん。
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