ところで、ある人と電話をしていてふと思い出したのだけれど、私の小さいときの夢は「偉い人になって、伝記を書いてもらって、その印税で暮らす」でした。 なんだか根底から間違っている気もしますが、そのもっともたるものは、「偉い人になる」というのが目的でなくて手段だったところではないかと。小さいころと言っても、小学生くらいの話なのでお前本気か、と言いたくもなりますが、この身もふたもなく吹っ切れているの感覚が今の私から見ると羨ましかったりもします。 もう一つ夢が有って、「作家になる」……おお、まともだ。 「でもって家を建てて(実家が純和風なので洋館タイプのもの)そこで優雅に暮らす」……うん、まともだ。 ただし、これは間取り図を今でも覚えているのですが、「書庫と書斎(ここで原稿を書く)と編集さんを待たせる部屋」と言うものが歴然と存在していました。 しかも、ご丁寧に書庫には編集者から逃れてこっそり外へ遊びに行くための秘密の出口、が……。 なんて後ろ向きというか……実に根本は変わっていないというか……。 「怠けるための努力なら惜しまない」というところですね(^^;) と、てうわけで今の夢は、「画力と文才とセンスと時間とお金とコミケの永久パスポート」……はい。夏コミ、落ちました。
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