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2006年06月15日(木) 潔く、自分を追い込む手段として。


お弁当作ったし、お風呂入ったし、お洗濯干したし…といういつもの夜この時間です。

先日ダーリンがお誕生日だったので、煙草を入れるポーチを作りました。
なんかねー。色んな思考回路が交錯して繋がって、自分にとってもメリット大きかった。

次の改装のテーマ…というかコンセプトみたいなのは、アナログ。
アナログ、手作り、もうちょっと紙や線の感じや、なんつうか“工作”というか“図画”
というか、そういうのにしたいなぁと思ってます。
どうすっかなーと考えている矢先に誕生日を迎え、色々と頂き物をしました!
その中で、なっちょんと、“ピンポイントな感じ”ってのをちらっと話したのね。
この人にあげる絵!ってピンポイントが描いてて面白かった!って。
うーん、それだ!
そういう感覚が欲しかったんだよ!
そういうのが足りなかったんだなー最近。
ネットって得に不特定多数に向けて発信するもんだし、どこかで誰かが自由に覗いている
んだし。
作ってる時もなんとなくそういう、霧のシャワーじゃないけど、誰にというわけでもなく
“みんな”にっていう感覚があったと思う。
それは全然悪いことじゃないんだけど!
それも勿論わくわくするし!
けど、あの、「宝物を庭に埋める」ってエピソードを思い出して、あん時の感覚は今サイ
トやってるのに似てるんじゃないかなーと考えた時に、微妙に違ったんだ。
なんて言うか、微妙になんだけど、あの時は、不特定多数というよりは、全然1対1のつ
もりだったと思う。
表向きは、見ず知らずの誰かが掘り起こしてくれたらいいなっていうつもりなんだけど、
決定的にその“誰か”ってのは個人だったと思うのね。
あ、それを言ったらネットでもそうなんだけど。
うーん…うまく説明できないんだけど……。





でも、まあ、つまりだ。

その感覚を再現してみたい、もっと原点に帰ってみたい…っていう気持ちと。
次のテーマはアナログ!ってのと。
ピンポイントって結構面白いよね!ってのと。
ダーリンの誕生日ってのが。
ばっちりパスで繋がった、というわけで。

お裁縫は物凄く苦手なんだけども、ボタン着けててとてもワクワクして面白かったです!
こんな感じこんな感じ。
スウェードのしなやかさ、固さ、匂い。
ボタンの丸いフォルム。
糸の鋭さ、柔軟さ、軸な感じ。
フェルトの暖かさ、手触り、弾力。
あーこんな感じなんだよねー。
あの時の、土の匂い、爪に入り込んでくる冷たさ、ざらざらした一つ一つの粒子が手の平
に擦れる感触。

なんでサイト作ってるんだろう?
なんでだろうねー。
時には、邪魔。
時には、気にかかる。
時には、安らぎ。
時には、憂い。
時には、支え。
時には、煩わしい。
時には、喜び。
時には、発見。
時には、思いっきりぶつかった人がこっちを振り返ってみたら自分自身だった、というよ
うな感じ。そんな感じ。

みんな、どうしてサイト作ってるんだろう。
まあ、そんなに突き詰めて考えることじゃないのかな。
自然に、楽しく、たまに深刻になって。
継続して。
そうだなー、継続してく。
自己表現?
いやいや、そんなに割り切れたもんじゃないんだよ、多分。
爽やかに、清清しく、前向きに、潔く、あくまでもそんな風に、自分を追い込む方法。
私にとってはね。
一番、ストレートな方法、手段。


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