ことばとこたまてばこ
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マッシロケになったあるほどおめぇとセックスに狂った 太鼓のやうな心臓ドッドッドッド けだもののごとく息も荒くハッハッハッハッ もう酒はいらない ドラッグもいらない おめぇと共同でこんなにも白い世界を観れるのだからな
苦しいか はい苦しいです ノイズかな ノイズだろうさ ノイズだろ? なにが?
おれの声 セックスのとき漏れてるおれの声 ちっちゃな頃から言われてきた 「あんたの声は変な声! 失礼な声! たたきつける野蛮な声!」 ノイズかな ノイズだろうさ ノイズだろ?
なにをいまさら! 音無子のあんた あんたに訊くよ あんたの言うノイズってなにさ 雑音ってなにさ 聞こえないあんたがノイズだろと気に病むことが そもそもおかしいのよさ 教えてあげる 教えてあげるわ あんたの声はまるで 鈍い錆び色でとげとげのつくざらざらした手触りの球体! あんたが声を発するたびに あんたの声があたしの皮膚を転げまわっているの わたしはあんたの声でいつも濡れてる あんたの声がもう前戯なの あんたの思ってたノイズ、あたしには いやらしい いやらしい いやらしい とってもとってもとってもとってもとっても! 性的で卑猥な、いやらしい声よ!
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