ことばとこたまてばこ
DiaryINDEX|past|will
| 2005年08月14日(日) |
サヨナラサヨナラ さようなら |
ハムスターが永遠なる闇に向けて眼を閉じたその夜 見物台の赤茶けて錆びた手すりをつかむ
月と金星 見やっておくれ どうか見やっておくれ 各方をも越えし彼岸の地へゆかんとする彼のために!
あいつはなにもしゃべらない 傷ついた眼からも涙は流れる 傷ついた指先からも言葉は沁み出でる あいつはなにもしゃべらない 極上の冷気にあいつの御身は こわばったのだ あいつは言葉をもたずに くるくると ちゅうちゅうと ぱちゃぱちゃと 凍りつき傷ついた体を INUは舐める ぺにゃぺにゃ
機関車のごとき がさつに動力な勢いにひっぱられながら亡骸は 優しくもない 冷たくもない だたそこに立つ観覧車に見下ろされている
|