ことばとこたまてばこ
DiaryINDEX|past|will
あのお方より思いもよらぬ手紙を頂き狼狽する。
その透明な眼をペロリ舐めて口にふくみたいなあと首飾りをシャンシャン鳴らせてる。
ひとつとして書き損じの無い手書きの文字に、悪筆につき遅筆なる我を省みてはうめく。
腹を抱えて呵々大笑の翁はいとも優しくシマウマの背をなぜる。
桜色ととらえるか、ピンク色ととらえるか、なでしこ色ととらえるか、げに魅惑的なる色の便箋。
コップにつがれた酒を呑みほそうとして顔面を上に向けるとしょうけらがにたにた笑ってた。
文を読んでは願わずにいられない。再度読んでは願わずにいられない。文面を指でなぞっては願わずにいられない。
ゴーグルを通して見える世界は暗く、あぅん、と嘆きそうになった頃、猫がしなやかに眼鏡拭きでゴーグルの汚れをぬぐいとったよ。
ハーモニーの調整が済んだら今度こそ本当の愛の話をしよう。
|