Blue tears...小雪

 

 

愛してるひと。 - 2006年02月15日(水)

こんな私でも 心から愛してると素直に言える人がいます。
それは とてもシアワセなことです。
私にとって自分の命を懸けて「愛してる」と言えるひと。
います。

昨日は好きな人に「好き」と告白していい日でした。
夫には14日0時を回った時点で例の高級(絶対高級!)チョコを手渡し実家へ。
毎年本当はオプションにゲームソフト(子供か?笑)とかのオプションがあったのですが
今年はチョコ オンリー。
夫君は少々不満げみたいでしたが今年は浪費が可算だんでね<アタシの服
スマヌね>夫 

でね。
もちろん。息子にも送りました。
昨年の自分の行動のトロさを反省し しっかり確実500円パック便。

500円で入れ放題。確実郵送は超魅力。
が。
想像してた以上にマチの部分が狭く狭くて。
本当は可愛い子袋に入れた状態で送りたかったんだけど
その子袋がどーにも こーにもジャマ。
ウギーーーーっあうー。(泣)
入らないジャン!!コレに何をどー入れろってーの?
切れ気味モード。いかん。冷静になれ!<アタシ。
ここで諦めてノーマル版ゆうパックにしたら 去年の失態の二の舞だ。
(去年は不在だったらしく<息子 愛情パックが苦く痛いリターン・涙)

今年は絶対 確実に だ。
諦めない 譲らない 今年のアタシ。
去年の自分じゃない根性の見せ所(え?ここで?うん。ここで。)
簡単に下がるもんか。

郵便カウンター 一人独占し格闘。
もう誰も止められないアタシは必死。

500円パックのありえない狭いスペースに何度も入れ替えたりしながら 
パックをかなりボコボコにしつつテープ装着。
そして無事強制収納&送付完了。
自己満足と笑われようと 母の愛 どうか届けておくれ♪

で。14日。
確実到着も 息子からは例のごとくノー・メール。ノー・リアクション。>メゲルな自分。
しかし。どうしてるのだ?息子よ。
半年近くご無沙汰。 心配。
まあ 昨日は彼女とラブなバレンタインデーを過ごしてると想像し遠慮する親心。
でも。でもさ。今日はいいでしょ? いいよね?
声が聞きたくて掛けた家電。
第一声で あの子と分かる。(元ダンナじゃなく。ほ。ムード壊されたくないもんね)

久々に聞く声にテンションは高速に高まる。 やや。いや。マジで裏返る声。(汗
えーと。チョコ届いた?(なぜにビビる? アタシ)
『うん。さんきゅー。』
えーと。昨日は例の彼女から貰えた?(イヤラシクないようにすっごく気を遣うアタシ)
『例の って誰よ?』 と息子からクールなツッコミ。(慌てて焦るアタシ)
えーと。ほらほらぁ〜♪前に教えてくれた彼女だよぉ〜♪え?もしかして他にも?
冴えなく しかも大人げなく失敬でショーも無いジョークで冷静さをアピール。
ていうか この時点でイヤラシサ倍増しちゃってるし。(泣)
『いないよ。他。』 
ゴメンゴメン。すっごく焦る。そうだよね〜〜〜冗談。冗談。ゴメンね。
なんとかクールを装うも。ダメ。母の余裕ナッシング頭真白状態。

うんうん。そっかあ。良かったじゃあ〜〜ん♪
自分の裏声が脳に虚しくこだましてくる。
『うん。まあね。』 
ずっと息子の余裕の一本調子の声に 泣きそうになる母>アタシ。


えーと。えーと。次は次は。えーと、、、あうぅうううううう〜〜〜
本当に話したかった話が 興奮しちゃって出てこない。
高速にカラマワリする思考(滝汗)

ええーと。げ、げ、元気でやってるのー? 、、、やっと出た言葉がソレか!?
『いや。全然元気だから〜〜』 と苦笑いで返す息子の声にやっと我に返る。

そこからは いつもの調子。だったと思う、、、。
そかそか。え。えーと。卒業式っていつなの?
え。無い?終業式だけ?ふーん。そかー。エスカレーターだからかね〜。(息子=某私立ナリ)
ダンスはどう?うんうん。そっかー。文化祭準備でもう忙しいんだ。
文化祭で踊るんだもんね。今年は絶対行くねー。(うん。絶対に必ず行く)

こんな たわいないお喋りも久々だったけど。
変わりない息子の様子が受話器の向こうから伝わって来て 
とても嬉しかった。

そして。息子から思いがけない一言。

『ねね、兄弟出来た!?』

思ってもみない言葉に耳を疑うと同時に胸がイッパイになる私。
もしかして兄弟出来るの楽しみにしてくれてるの?

『うん。 欲しいよ。』

偽り無く。そう。何一つそれは 濁りの無い声で。

ママ 正直戸惑ったわ。何度も自分に。君に。
そうなの?いいの?パパが違うけど。いいの?いいの?
ママに赤ちゃんいてもいいの?
ママは君だけのママなの。一生。この命ある限り。君だけのママ。 
あの日離しまった手を悔やみ続けずっとずっとどこかでそうして。そうやって。
なんとか母としての存在を保ってきた自分がいた。
でも。
でも。
… …。
そうだったんだ。 と。

兄弟が欲しいよ。君の素直な気持ちに感動した。
『兄弟』って言葉を使ってくれた こと。
ありえないって ずっと思ってた。

私の中 心の中のモヤモヤした霧が一気に晴れていくような
そして凍った心の片隅がほんのり暖かく雪解けてくような
言葉になんかならない気持ちで いっぱいになった。

ありがとう。
ありがとう。

うん。まだ出来て無いけど頑張るね。
出来たらすぐ報告するよ。するからね。
待っててね。


頑張るね。
頑張るよ。

私がめったに口にしない言葉が自然と出た。出ていた。

この言葉に
息子に語る言葉に嘘はつかない。 つけない。

結果は授かりものだから 神様のご機嫌次第だけど。

うん。
頑張るね。

君の笑顔が見れるなら 喜ぶ声が聞けるなら
ママは頑張ります。頑張れます。


今日 君の声が聞けただけでもママは嬉しかったのに
君の密かな期待も思いがけず聞けたことで


ママは ね。 
今 シアワセです。
今日 君と話してて笑ったの。今年 はじめて笑ったの。



愛してる
愛してる


君を愛してる。











小雪。























...




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