| 2005年07月11日(月) |
貴方の見た夢は・・・ |
杏珠先生
お返事ありがとうございました。 とにかく、頑張ってみます。
先日求人広告を見て応募していたのですが、 またもや一次書類選考で不採用でした。 このとおり面接にもたどり着けませんが、それでもくじけずに、 きっとどこかに、「私」という一コマがぴたりとハマる「パズル絵(勤め先)」があると信じて、探していきます。 「焦り」が心の中で強まる時が多々あるので、 自分で自分に「焦らないで行こうね。きっと一番いい時に一番いいところに落ち着けるからね。」と語りかけながら。 やはり、試練の無い成長はないのですね。頑張ります。
そして、兄と甥たちの事、 彼らのために祈って、そして見守る。そうですね。
杏珠先生、このような事、誰かに話して良いのかどうか、と思い、 どうしようか迷ったのですが、 やはり、杏珠先生にお話しさせて頂いてもよいでしょうか。
一か月程前に見た夢についてです。 夢の内容など、人様に話すべきではないのでしょうが、 すみませんが、書かせて下さい。 私の夢の中での創造の産物は、兄との事について私の心の中を象徴的に表すとんでもないストーリーを作り上げたのです。嫌な夢でした。
舞台は着物を着ていた時代の日本。 辻斬りをしているような男。新撰組が着ているような法被に似たものを着ています。これが現在の兄です。 私は女性で、姉(もしくは母)とその子供の男の子が居ます。この姉(または母)が現在の母です。男の子は現在の弟です。 私は、この極悪非道男(現在の兄)に刀で背中を切られ、そして胸を刺されて、傷口が非常に冷たくて痛んでいます。苦しみながら、断末魔の喘ぎのさなか に、「こんな形で人生が終わるのかあ。無念だなあ・・・」と悲しさと淋しさを強く感じていました。 それを見た姉と子供(現在の母と弟)が悲しみで泣き叫んでいました。 死体運びを生業としているちょっと知能の低い男が、荷車に私の屍を投げ載せて、死体が山積みになっている所に運んで行きます。この男は現在の私の父です。・・・以上のような内容でした。
このような夢を作ってみてしまう程、 私の内面は兄との関わりに辛いものを感じていたのでした。 この夢を見た日かその次の日、なんと兄は実際に、 まるで夢の中の私を斬り殺した男のような目で、 うっとうしそうに私を見て、 直ぐに視線をそらしてその場を去っていきました。 もし、あのような目甥達を見 ているとしたら、甥達は、 ますます父親嫌いになって当たり前です。
本当に、杏珠先生がおっしゃる通りですね。 兄自身が気付いてくれなければ、どうにもならない。 私は祈って、見守ることしかもはや出来ません。
それから、法句教の本、読み終えました。 とても良い本でした。私の内面で何かが「ああ、そうか。」と 強く反応しました。 うまく表現出来ないのですが、読む前と読んだ後では、 明らかに心の姿勢が変わったと感じています。 (一部省略・抜粋)
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メールを拝見いたしました。
貴方が見たという夢は・・・ 貴方の心が作り出したものなどではありません。
はっきり申し上げますが、 貴方と貴方のご家族の、前世での出来事の映像なのです。
貴方のようにはっきりと夢で見ることが出来る事は、 あまりというか殆ど無いことなのですが、 これまで祈願と供養を続けてこられたことに対するご褒美なのでしょう。
前世について普段私は細かくお答えする事は一切ありません。 何故なら、前世を知るべきではない時期に知っても、 それを冷静に受け止める事が出来ない方が多いからなのです。
しかし、貴方は前世での『自分』と『家族』のかかわりを見たときに、 今生のそれぞれの人についての業を考え・・・ それについてあきらめる=明らかにすることが出来る状態に 心がなっておられるからこそ、前世を垣間見る事が出来たのです。
前世から今生にかけてのそれぞれの人の抱える傾向や業を、 冷静に見つめ・・・見守ること。
「みんな、それぞれの立場で精一杯生きている」ということを・・・ 貴方にわかってほしいと思います。 (全文掲載)
杏珠
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