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2008年05月18日(日) カスピアン王子はなかなかの正統派ハンサム

来週の日曜洋画劇場は森川さんの吹き替えるキアヌ主演のコンスタンティン。
どよーんした根暗ヘタレ気味のエクソシストですが、悪魔に対しては決然としてて格好いいので、キャラの魅力は抜群です。どんだけタバコ吸うの?キアヌ大丈夫って思ったほどタバコ吸うヒーローは珍しいですが、しっかり落ちもあって、肺が真っ黒けの健康がどん底状態の自暴自棄キャラですから、タバコを吸う方は、逆にこれで禁煙したくなるかもしれません(爆)。反面教師とはまさにこの事です。
新録ということは、脚本も新しく起こしたんですよね・・・キアヌが自分のワイシャツを200ドルもしたんだぞってぼやくシーンをどう訳すのかも楽しみ。そして、あの最後のシーンの、コンスタンティンに語りかけるサタン(野沢那智さん?かな)のセリフが、ジョン(モリモリ)との掛け合いが、最高に楽しみ。
121分作品が、おそらく30分はカットされるので、なにかエピソードをばっさり切られそうです、最初ぐらい拡大の2時間半枠でノーカットで放送してほしかったなぁ・・・

スターチャンネルで偶然観たのが、「遥かなる大地へ」(1992年作品)。アメリカの西部開拓時代。学校にも行けない貧乏農夫の役のトム・クルーズ君が育ちの良さそうなお嬢様ニコール・キッドマン(元奥さんですねぇ、この頃はまだ夫婦じゃない、え、これがきっかけ?)をトーマス・ギブソン(ダマグレのグレッグですが、今回は仇役)と奪い合いながら、新天地を目指すお話。グレッグとトムがニコールを奪い合うのです、ええ?と思いながら見てました。グレッグ、嫌みで自信家の役でした。
観たのは字幕版なんですが、吹き替えの声が自然に頭に浮かんでくるので、なんだか森川さんが一人で会話したりケンカしている、そんな幻影をみました(爆)
実際は原語なんで、そんな心配はいらないのですが・・・トムが若くてトップガンの頃ぐらいの雰囲気(かなり後ですが)。グレッグことギブソンも細かったです。この3人、アイズワイドシャットで再び共演してますが、アイズ〜でのギブソンはちょい役でした。

トリビアじゃないですが、このトムとギブソンは生年月日が1962年7月3日とまったく一緒。偶然ですが、すごく違う運命を歩んでいます。

ナルニア国物語
吹き替え版でみたのは、久しぶりです。出張での機内以来かな。
シャア(池田さん)声のキツネが意外にも見方だとは、どうしてもシャアのイメージのせいで、何度も裏切りを危惧しながら観てしまいます。それにしても、関智一君の声の優しいタナトス、そして津嘉山さんの威厳と品位と気高さがあるライオンの伝説の王アスラン(あれ、別のキャラが出てきそうな名前)の吹き替えに上手さを実感。
氷の女王さん、普通のセリフはまあ良かったのですが、叫ぶと・・・あああ・・・悶絶。あれぇ声の方、舞台経験は豊富の筈、それでもやっぱり吹き替えでの演技は難しいのですねきっと。
オオカミさんも・・・それほど悪くはないですが・・・でもねぇ、やっぱり本職との差が歴然。
4人の子供達、なかなか熱演でした。








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