声優さんと映画とアニメと
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2008年02月22日(金) 自分は不器用ですから

バサラジオ12回目
今回の出落ち前振りがよかった。森川さんの最初の小十郎が、なんだか高倉健になってしまった(笑)。
あの台詞「不器用ですから」は・・・ブラックレインだっけ・・・
森田君が困惑しながらも一生懸命追随、つまりオープニングは打ち合わせなしのアドリブ対決?
そうすると、若い森田君が不利かも?声の落差を面白がって駆使する森川さんに、冒頭から素直に翻弄される森田君が結構かわいらしいと思ってしまうけど、いい大人なのにごめんね。

今回のゲストは浅井長政役の辻谷耕史さん。
この方、声も演技も年齢を感じさせない、暖かみのある素敵2枚目声で結構好きです。
先週(7日)に早々と、収録前に撮ったもりもりコンビの写真をブログにアップして下さったりと、とても気の利く方でもあります。立木さんの親しい音楽仲間で有名なのかな?
以前から、辻谷さんのお声は若くて素敵だなぁと思っていたのですが(犬夜叉の弥勒なんかも素敵キャラでした)、実際に地声がこんなに若くてしゃべり方にも年齢を感じさせないのにはびっくり。
趣味を沢山持っていて、カメラにフライにヨガに・・・(ははぁ、ここでガンバレライブのステージで、突然立木さんがヨガと言いだした理由が判った気がします、この方の影響で立木さんもヨガをやりたい気持ちになっていたのかな?)いつまでも遊び心と冒険心を失わない、永遠の少年のような、そんな素敵なおじ様です。
仲良しの立木氏こと文ちゃん(そう呼んでました)と一緒にフライフィッシングしているエピソード(50cm級のニジマスを釣ってしまい、こけつまろびつ200m下流に引っ張られた立木さん(マダオ、笑)のお話などは、めったに聴けないけど、なんだか楽しそう。
たぶん、辻谷さん、放置しておいたらいくらでも趣味やいろいろな薀蓄を語ってくれそう。
そのせいか、大先輩を前にして恐縮していたのか、アツ森さんが、能登さんの時以上に神妙(笑)。

それにしても、森田君と初対面というのは意外でした。
アオ森君、結構沢山のアニメに出ていると思いましたが、いまや音響監督でもあられるベテランの辻谷さんと面識がなかったとは・・・これを機会にお仕事の幅を広げることに成功できなら良いですね。

さらに意外だったのは、森川さんと辻谷さんの関係。
森川さんがほとんど新人の頃からお仕事を一緒にしてきた大先輩とのこと。20年来のお付き合いとか。
辻谷さん、先にスタジオ入りして森川は?森田君応えるに「まだですよ」、その後に辻谷さんから出たキーワードが「森川時間」「10分から5分」(たぶん遅刻の幅が)「相変わらず」のコメントが飛び出して、普段の森川さんの生態が明らかに。「森川時間」があるそうです(謎)。辻谷さんの飾らない気さくなおしゃべりが面白かったです。
この方、独自の音楽活動(ジャジーな大人のブルース系、いつも立木さんとも一緒)でも知られていて、過去に何回もライブを敢行。その会場に森川さんが普通にお客さんとして観に行っていたり。(実際に目撃談は後を絶たずです)。また5月ごろにやるよ〜とのコメントに、「俺、それ行きたいです」と、子供のように速攻でおねだりする森川さんの声音に、先輩のライブ大好き光線が出まくり、可愛い。

収録時間、予想以上に長くて、たぶん1時間5〜6分超。
意心伝心のゲームで、コノ人たちは、これまた、おいしそうなケーキ食べてるし(笑)。
しかも、辻谷さんのブログのケーキの写真を見たときに予想した2カ所のうちの1カ所がドンピシャ。
芦屋アンリシャルパンティエのケーキでした。
実は私、人生のうち何回かにわけてますが、トータルで10年ぐらいを芦屋で暮らしていたので、あのケーキ屋さんは良く知っております。出来た当時から高級(高いの)で有名。味はBIGOよりも大人向け。
BIGOもアンリも銀座など都内にも直営店があったと思います。調達した方はブランド好きですね。
惜しいのは、今回の放送では誰がどれを選んだかが割愛されてしまいました。
(編集でつままれた?それとも巻きが入っていて解説せずに進めちゃった?)
誰がどれを選んだかで、味の好みの傾向がつかめたのに、惜しいなぁ・・・

番組中の音絵巻(ドラマ)が、浅井長政さんとお市の二人どっぷり夫婦の暗い会話、お二人とも圧巻の演技で聞きほれました。次回からはやっと森田君主役のお話のよう。それが終わったあたりがラジオも節目かな?
いよいよ瀬戸内関係の武将様ゲストが登場しそうな気配かな?

写真を見ると、森川さんが振り出しに戻ったような、BASARA祭りとかムック本の写真とか・・・(笑)。

デスガンラジオ71回目
こちらも、5巻目のダイジェストで衝撃の事実が、前回のダイジェストではみんな大好き大人気(ラジオで森川さん達が真似したから余計に人気が加速した感じですが)のトラさんことエクストラ衝撃の灰化シーンにつづいて、今回はレギュラーのムジカさんが実は・・・だったという(だからトラさんとは怪しい関係だったのか・・・)大どんでん返しを、いとも簡単あっさりと発売前にドラマ中身ばれという・・・
このラジオというかデスガンは、有る意味では確信犯の掟やぶり。
ネタバレ大行進なラジオになっています。
これは、出し惜しみせず、みんなに見せちゃう、まるで中身の見える福袋のような売り方。
面白いです。
とにかく、もりもりの井上さんの物まねがカッコよすぎ。上手い。ひーちゃんもやってましたが、二人とも上手い。本家の井上さんは、本家ならでは最高に素敵です。
最後の「いやじぁ〜」が思いきり可愛かったのですが・・・思うに、このごろ・・・(年々意図的に幼児退行してる?笑)

web拍手とメッセージをありがとうございます。

>タレは?
ご指摘の唐辛子にんにく味噌でしたよ〜!これがまた良く合うのです、二切れ食べましたが絶妙に美味でした。

>銀魂は〜中略〜小1の息子におおうけです。
あの原画、ラフ原画な絵が、お子さんに受けた、末恐ろしいアニメオタク街道まっしぐら・・・失礼しました(笑)小さい子にも笑える内容と判って良かったです。あまりにオタクなので・・・

>字幕なしで外画が楽しめる
いえいえ、やっぱり英語か日本語の字幕の援護がないと、難しい場面や作品も多いです。
集中して聞かないと聞き取れない会話も多いので、そんなに理解度は高くないと思います。

映画の英語
古い作品は発声も発音も綺麗で教科書みたいに聞きやすいですし、スターウォーズやスタートレックみたいなちょっと古いSFやファンタジー物、特に子供向けに最初から作っているディズニー作品などは、非常に聞き取りやすいですので英語ヒアリング学習に超お勧めです。平行して字幕を出して耳で原語を聞けば、とてもわかりやすいですよ。(でも英語字幕も、音声を100%忠実に文字にしては居ません、表示できる量の関係で、ダイジェストになったり割愛している部分もあり、実際に聞こえてくる台詞とは異なる場合が多々あります。
良く聴いて目でも確かめないと失敗しますよ)
ところが、ハリウッド作品は昔と違って映画の演出がリアルになった分、何をしゃべっているか聞き取るのが相当に難しいです。沢山の人が拮抗してしゃべりますし、聞き取れることなど前提にしないで、臨場感を優先して台詞が進行しますから。そういうときは前後の流れから意味を勝手に推理して聞いていることも多いです。実際ちゃんとしゃべってない人も多いし・・・それでもなぜかスラングは比較的はっきり聞けるものなのですよ、矛盾してますが(笑)。字幕や吹き替え台本は総じてお上品目に仕上がっていますので、原語を聞くと、あららコノ人の口からこの汚い(もしくはスケベ)な言葉が出るのね、となることも多いです。そういう意味では、原語がわかると面白いですよ。
映画の「ダブリン上等」を最近みましたが、こういう作品は、汚い台詞そのものが重要な作品の要素になるため、字幕はやや遠慮気味でしたが、吹き替えはそこそこ忠実でした。アメリカ英語はわかりやすいですが、イギリス英語ほとんど(コックニーはまったく)聞き取れないし、即では理解できないことが多いです。

そんなわけで、いつも原語を見てて思うのは、よくもまあ、こんな難しいタイミングの台詞を、台詞の尺や呼吸まであわせて、まるで自分の言葉のように上手く吹き替えしているなぁと、吹き替え声優さん達のスキル凄さには、ただただ感動です。アニメも昨日の銀魂みていると、絵もないのに、表示の記号だけみて尺をあわせながら、状況を想像しての演技、凄いスキルです。どちらも反射神経(タイミング)や運動神経(マイクワーク)とか技(呼吸)の取得なくては、絶対にプロとしてやって行けない世界なのだろうなというのが、容易に推測がつきます。アーティストであり職人である、それがゆえに、ベテラン声優さんが醸し出すあの独特の雰囲気、自信と落ち着きとお茶目でちょっと頑固そうな空気を身にまとったキャラクターが出来上がってくるんだろうなって思いました。

ところで今週、銀さんが新八君をキバヤシと呼びましたが、これって何のネタかしらぁ・・・あれ(笑)。

最近カトゥーンネットワークで月−金で夕方やっているスパイダーマンを録画してみております。
ピーターパーカー(スパイダーマン)君のキャラ絵が、結構ガタイの良いお兄ちゃんで、映画版のトビーのような、やや小柄な青年とは随分イメージが違います。
森川さんの声は、オーウェンの吹き替えに近いかな?
たぶん自然な話し方では一番高い音域まで声が到達する、そんな若者声です。メリージェンに話しかけるときは、かなり2枚目でいい男系、他の怪人や悪党と話すときは、なんとなく石丸博也さんの兜甲児君を思い出してしまう感じの、ちょっとヘタレで優しいヒーロー声。
ストーリィを補う形で何でもモノロ−グ。ヘタレなモノローグ。
この感じ、大好きです。


まいける2004 |簡易メールシルバーナの船室(コラム)

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