声優さんと映画とアニメと
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2008年01月20日(日) パイレーツ3作目はいまいちでした(本文と関係ないです)

人間交差点 あの日川を渡って(ドラマCD)
石田彰さん主演、お母さん役が田中敦子さん、同僚が保志総一朗君、先輩役に森川さん(国立競技場の子供の父、モブで現場のおっちゃんの中にも居ます、笑)、檜山さんがダフ屋やアナウンサーや現場の警官等々いろいろモブなどの役。お母さんのお友達に甲斐田裕子さん、自殺を図る少年に代永翼君(またもや森川さんにウィング君と呼ばれてました、笑)、その他の役ほとんどがケンユウオフィスの方々(一部はマウスの方)、ディレクターとして初デビューの宝亀克寿さん、録音スタジオはインスパイア。そうか、宝亀さん音監デビューなのでケンユウオフィイスの方が沢山なのですね。

森川さんが、家で台本読んだ時に思いきり泣いて来たのでスタジオでは泣かないとコメントしていますが、そう言いながら途中で鼻声気味になったのはどうしてかなぁ(笑)。森川さん自身の出番は少しだけ、ピンポイントです。が、その中でも最後のセリフに思わずぐっと来ます、というか森川さん自身がセリフいいながら涙腺やばそうな感じの声。出演の中では、田中さんと並んでかなりの吹き替え系の演技になっていたと思います。

というわけで、熱演は田中さんと石田さん、次いで代永君、あと石田さん役の子供時代を演じた新田さん、そこそこ保志君。原作の人間交差点(ヒューマンスクランブル)は10〜15年ぐらい昔に5年間ぐらいずっと「あぶさん」目当てでビックコミックオリジナルを毎号読んでいた時期があったので、良く読んでました。この話は記憶にありませんが、このシリーズは、結構毎回泣かされます。ぐっとくるというか考えさせる話が多いです。
でも、今回のこのドラマCDは、もう最初から泣かせるぞという意欲まんまんの脚本なので、きっとあざといから逆に泣くかと思いながら聴いていたのですが、それでもやっぱり声優さんの演技が素敵すぎて、最後のお母さんとのやりとりの後に余韻があって、なんだか目の前で自分の母を看取った15年前のことをあれこれ思い出してしまい、シーンが終わってからどっと泣いてしまいました。演技的には、今回は田中さんに泣かされた感です。

田中さんが、ぜんぜん草薙素子少佐には聞こえないところが、凄いです。甲斐田さん、出番前にマジ泣きしてたんじゃないですか、という感じでセリフの声、完璧な鼻ズル声(それに相応しいシーンなので臨場感あります)。

出演声優さんがキャストコールで自分の役名と名前を名乗るのですが、この時の森川さんと檜山さんの声が、まじめモードなせいか、めちゃくちゃ素敵声。
代永君、声が若い。保志君の青年の役は個人的に新鮮。
「それでは、警視総監の訓辞を〜」のアナウンスしている人、森川さんか檜山さんか現場監督役の間宮さんかなぁ・・・なんとなく森川さんのような気がしないでもないですが・・・
モモグレさんというレーベルは石田さんのドラマCDブランドみたいな感じで、一杯主役の作品がでていますが、たとえば七色仮面とかも結構面白かったのですが、今回はとにかく石田さんによる石田さんのためのお話という感じでファンの方はかなり嬉しい作品だと思います。最後の挿入歌(石田さんは唄っていませんが)とか聴かされると、たぶん年齢が上の方がどっと泣かされやすいと思います。それと、なんとこのCDの初回特典が、涙を拭くハンカチということで、出来すぎ。

TVではAVP(エイリアン対プレデター)完全版がオンエアーされました。
完全版ということで、通常版のDVDでは観たことの無いシーンがありました。中でも、おおっと思ったのは、ピラミッドに入って生け贄の間で探索しているセバスチャンがカタコンベみたいな所でエイリアンの幼生の化石を見つけるシーン、確認していないので曖昧な記憶ですが、追加シーンじゃないかと・・・これ音声も追加で収録したのかな?していたなら声優さん達さすが凄いなと思ってしまうほど、声のトーンもセリフ回しも前後で違和感なし。私の記憶間違いかもしれません。
吹き替えの森川さんとしてはこちらの声の方が使用頻度が高いというか普通に使う役声で、一昨日のファンタスティック・フォーのヨアンも、これと同じトーンの声の高さにするのかなって思っていたのですが、もうすこし高めの柔らかい若者声だったのは、蕨南監督の指示だと思いますが、監督さん的にはヨアンの顔はともかく、実際にはジェシカアルバの彼氏になるぐらいの年齢だし、へたれだし(笑)、悪役の楠さんの声との対比として、正義側と悪側でコントラストをつけたかったからなのかな・・・
今日のAVPの追加シーンは、そのほかエイリアンの体でプレデターが主人公の女性に武器を作ってあげるシーンなど、逆に後半ばっさばっさとシーンが切られていたように思います。あっという間にクライマックスになっていましたので・・・CMで緊張した空気が一端リセットされるせいもあって、エイリアンの怖さがすこし削がれてしまった感じがします。プレデターがひたすらカッコイイ。本田さんがとにかく凛々しい演技。森川さんは超いい男のイタリアンでした(ワインが似合います)。

web拍手とメッセージを沢山ありがとうございました。
>デルコ
一応生きてます、でも頭を撃たれていて重症です、現場へ復帰できるかはつづきを観ないと判りません。
でも、デルコとスピードルの居ないCSIはダメです(爆)私はホレイショでは萌えられません(笑)。
ウルフの浪川君キャラは苦手ですか、一緒ですね(ベガスCSIチームの誰かに似てるのですか、なるほど)でもって、今度はあおい輝彦さんのゲイリー・シニーズのいるCSIチームに乗り換えようかと思っています(笑)。

>ホーンブロワーのヨアン・グリフィズは田中実さんが吹き替えです。
田中実さんですか、今ウイキで調べて来ました。あまりお名前を知らないと思ったら、メインで顔出しも沢山されてる方で、しかも森川さんと年齢もほとんど同じ(学年一緒)で吹き替え担当の役者さんが結構被っていますね。NHK-BSのオンエアー分のドクトルジバゴではジバゴ(ハンス・マシソン)を、スターリングラードでジョセフ・ファインズを(ヴェニスの商人では森川さんが)吹き替えしていて、なるほどと思いました。

>肩こり
お気遣いありがとうございます。おかげさまで今日は大分マシですよ!

明日は会津の国へお仕事で参ります、雪かな?たどり着けるかな?



まいける2004 |簡易メールシルバーナの船室(コラム)

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