声優さんと映画とアニメと
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| 2007年12月23日(日) |
シェイクスピアの森川さん |
昨日、Charaを買ったのを日記に書くのを忘れていました。久保時ライブのカラー写真レポートが巻頭の綴じ込み3枚目だったかな?にあり、WAの本編(お話もしかして、これはこれで一区切り?)の後には峰倉さんと記者さんの詳しいレポート付き、森川さんと石川さんの楽屋での様子もすこし書かれていて、非常に興味深いレポートでした。関係者も当事者もファンも、みんなにとって特別な夜、一期一会な出来事だったのだなぁと実感。そしてこの、関わった全員が胸に抱いたこれで終わらせたくないという思いが、未来へと繋がるんだなぁと思います。メインの二人(石川さんと森川さん)の一途で誠実な思いが、周囲に本当に上手く伝わって、私の経験した過去のマリンさん系のどのイベントよりも強い思い入れが、裏方の方々までもが一体になって作り上げている気合を感じました(ライブが終わるとポスターが張り替えられていたりとか・・・)。 DVDはその証を上手く表現してくれる記録になっていることを祈ります。
ホメロンさん再び 森川さんがおまえらの舞台で、そういえば録ったなぁと思い出してくれたおかげで、ブルードラゴンを録画できました。 本当にちょこっとだけの出番、シュウが敵にダメージを受けて意識の底で弱気になったときに回想シーン(と森川さんは言ってましたが)というか夢の中で彼に話しかけるのですが、以前にも増して素敵なおねぇ言葉でした(笑)。あれはモーリーの化身かしら(爆)。
彩雲国物語 藍将軍が助けに来ないと、やばかった秀麗ちゃん。森久保君キャラはどこか曲者ですねぇ。 ちょっと最近ずっとこのシリーズを観ていて気になるのですが、関智一君の演技の声が極端にへたれすぎる気がします、もうすこし落ち着いた成人の男前でもいいんじゃないかなぁ、あそこまでヘタレにする必要ないと思うのですが・・・演出家の指示なのかなぁ・・・久々の本編でしたが、つづきは年明けみたいです。いよいよ藍州編になるのかな?
テイルズオブシンフォニア(OVA第4巻) ユアンが出ているという記事を読んで、密林で金曜深夜に注文。なんと今日の夕方に到着しました。早い!!そんなわけで、前の3巻は全然見ていないのですが、さっそくいきなり観ました。あいかわらずテイルズシリーズは色合いも美しく、作画も丁寧で綺麗、動きも綺麗。そして相変わらず、お話の進行ものんびりじっくりマイペース。以前から出ているドラマCDは、可能な限り全部聴いていたので、世界観とかお話の大筋はなんとなくわかっていたのですが、それでもぜんぜん思い出せないしいきさつも全然判りませんでしたが、それでもなんとなくお話としてのテーマや進めたい方向性は見ていて判りました。というか、判りやすい1本道みたいな流れでした。テーマとして出てくる、世界を救済する天使のマーテルが悪なのか善なのか、そもそも天使達が悪なのか善なのか、それはこの4巻の段階では、見えません。 主役の小西君、ドラマCDで聴いたときよりも若い少年声が苦しそうで、ちょっと観ていて冷や汗。途中からはかなり持ち直した感じ(私が慣れただけかな?)。 何より、クラトスの立木さんが・・・・キャラ絵だけ見ると声はさわやか系の好青年(赤毛の美形)に見えるのですが、立木さんの声が・・・渋めの濃いおじさん声、ごめんなさい、物凄い違和感(爆)。キャラ絵もうすこし大人な青年の風貌でも良かったのではないかと・・・もしくは立木さんにはもう少しがんばって若い声を・・・無理かな・・・うーん、うーん。 そうこうしている内に・・・出てきました、ユアン。 青のロングヘアーを後ろで束ねているすっきりとした細面の高潔そうなハンサム青年。なんとも男前な声。収録後インタビューで立木さんが森川さんのワルーイ声に・・・とコメントしてますが、セフィロスほどに冷徹ではなく、一瞬好青年か?と思わせながらも、あれ?裏に何かがあるのをにおわせる謎の男の雰囲気(しかも組織のリーダーなので態度はデカイというか高位の人)。 成り行き上、クラトスと剣を交えての直接対決もあって、思わず2HEARTSのユニットの真剣対決に萌えました。 通常版ですが、買って損はなかったです。森川さんのユアン、文句なしにカッコよくてキャラが立っていました。ニコニコ。
ヴェニスの商人 先週関西で深夜に、DVD版を2時間枠に編集したものをオンエアーしておりまして、録画を観ました。 DVDを観た感想は(相当詳しく書いたのが)2006年4月8日付けにあります、ご興味のある方はそちらも併せて読んでいただければと思います。基本的な印象や感想はぜんぜん変わっていません。この作品は凄くお気に入りで、過去数回、詳しく書いてますので、映画タイトルで検索すると、何個か薀蓄や感想を書いた日記が出てきます(爆) ここでは、キャスト情報を、 ヴェニスの商人 【キャスト】(箱書きから) シャイロック/アル・パチーノ:有本欽隆 アントーニオ/ジェレミー・アイアンズ:岩崎ひろし ヴァッサーニオ/ジョセフ・ファインズ:森川智之 ポーシャ/リン・コリンズ:松谷彼哉 ジェシカ/ズレイカ・ロビンソン:新野美知 グラシアーノ/クリス・マーシャル:高階俊嗣
久々に観たのですが、魅入ってしまいました。お話も美術もすばらしく綺麗に再現しつつ実際のヴェニスの町や遺跡やヨーロッパの城を上手くおりませながら、幻想的シェイクスピアの世界を演出しつつ、劇のセリフを現代言葉に上手くアレンジして私たち庶民にもわかり易い表現をとりながらも、世界観を失うことなく聞かせてくれている作品です。人間関係の機微などは、価値観の違う現在の人間にはちょっと理解が難しい部分もありますが(たとえば、アントーニオとバッサーニオの関係、年齢差を越えた男の親友の絆の物凄さ、これは愛?とBL的発想までしてしまうのは、私が腐女子だからなのか、いえ、でも冒頭で二人は唇を重ねてキスをするシーンもあるし、やっぱりこれは友情ではなく愛でしょう・・・爆) あと、夫婦の関係、夫婦の絆を確かめるシーンのやり取りなどなど、興味深い世界です。 さて、それはそれは、セリフの応酬になるのは必至のシェイクスピア劇、ある時はシャイロックが呪文のように、またあるときはポーシャが歌うカナリアのごとく弾むように、またあるときバッサーニオが甘く蕩ける砂糖菓子のように・・・とても流麗で優美で時には老獪なセリフの嵐。最高の吹き替え版です。これTV地上波深夜には降りてきましたが、ゴールデンタイムには不向きなのかな?ゴールデンの時間帯で、このDVD版の渋い面子に対抗できる演技派キャストを連れてきてもらって、じっくり聞き比べるのも楽しい作業かもしれません。 良く考えると、有本さんも岩崎さんもそして松谷さん(この方の舞台は、真夏の世の夢を見たことあります)などなど、みなさん劇団の名うての主演俳優さんばかりです。この方々はシェイクスピアはお手の物に違いない、こんな凄い演劇のベテラン出演陣の中でのバッサーニオに、同じ演劇畑で2枚目といえば宮本充さん、小山力也さん、平田広明さんなど、沢山の方がいらっしゃるのに、他でもない、声優一筋の森川さんをすっと配置してくれた音監さんに感謝。そして、この劇団の方々と混ざっても違和感どころか、遜色なく思い切りさりげなく互角にキャラ立ちして魅力的な色男演技をしている森川さんの力量の凄さに、今回改めて感動しました。未見の方には是非にお勧めの1本です。花婿試験の箱選びのシーンと、ポーシャに愛を誓うシーン、などなど、随所に絶品シーンありです。これだから、吹き替えの森川さんは堪らない・・・
実は今日は昨日に引き続き体調が思わしくなくて熱もあって、昼間は寝てました。 旦那がまたパンを焼いてくれて、それを食べたり、食後に二人でそれぞれのPCでネットを徘徊したり・・・ふと思い立って携帯の着メロを2HEARTSからspoilに入れ替えたりしているときに、私の独り言を聞きつけた旦那が、何を思ったのか「もう、森川に飽きたの?」と、いえいえ全然、という話になって、私は旦那に言いました「彼は一人で3倍美味しいから。」と教えてあげました。”声優さんとして素敵な演技を楽しめる”、”ボーカリストとして素敵な歌を楽しめる”、”お笑い芸人として素敵なトークやコントをライブで楽しめる”。こんなにいろいろな楽しみを一人で与えてくれる人を他には知らないと・・・本当に森川さんの無限の才能癒される日々に感動、森川さんには心から感謝です。旦那はふーんといった様子でした(ぬぬ、内心嫉妬してるのかな?笑)。ちなみにここ二日調子が悪いので、旦那がとても優しいです(爆)。
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