声優さんと映画とアニメと
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2007年12月13日(木) 演技派

首が痛いです・・・なんとか必死に飛行機で帰ってきました、今週はよく飛行機に乗ってます。

そんなわけで、ぎりぎり前半に間に合って、リアルタイムで木曜洋画劇場の「サハラ」を見ました。
大塚芳忠さんと森川さん、日野由利加さんの3人がメイン。
ですが、この作品でまずおおおっと思ったのが敵役。
黒幕で出てきた黒人の将軍様。カッコイイ悪役声に、あれ、賢雄さんじゃないかなぁ・・・と思いつつ観ていると、超カッコイイまま終始渋いクールな声で悪役を全うしたのでびっくり。賢雄さんのこういう演技はひさびさに聴いた気がします。普段のおちゃらけた3枚目や、カッコイイけどたまに崩れる2枚目半や超定番の甘〜い2枚目も大好きですが、こういうクールな悪役は実際鳥肌ものでした、かなり痺れました。

そう、主役の芳忠さんがこれまた渋い、カッコイイ。森川さんは、いかにも高木さんが担当しそう(ロードキラーでは高木さん担当)のスティーブ・ザーンを軽快でコミカルに溌剌と演じていて、これまた凄くよかったです。ペネロペクルスの声が日野さんで、最近日野さんがでてくると本田貴子さんがかわいらしくなったなぁと勘違いして思ってしまうことがあります。声質がすごく似てる気がしますが、本田さんよりも日野さんの方がかわいらしいニュアンスを持っていて、ペネロペの声としては結構嵌っていました。
そういえば、スーパーマンで賢雄さんクラークと日野さんロイスレーンの絶品コンビを思い出して、ふと芳忠さんと賢雄さんの役を入れ替っていたら面白かったのになぁ、なんて・・・

そんなわけで、敵も見方もみんな演技派ばかりで、非常に楽しめる吹き替え版に仕上がっていました。さすがテレビ東京さん。
しかし、良く考えると、この前の山寺さん主演のブルドックでも相棒が軽快でお人よし風の森川さん、姑息な敵の一人が賢雄さんで、ちょっとパターンが似ているなぁ・・・気のせいかな(笑)。

今回のスティーブ・ザーン、役的には結構有能な相棒で、いろいろマシュー・マコノヒーに負けないアクションをしていて、地味ながらカッコイイ役、ときおりアクションシーンで森川さんの締まりのある声や息が聴けるので、いつのまにか真剣なザーン君の顔もハンサムに見えるから不思議、なかなかカッコよかったです。ザーン君の好感度がアップ。とても演技派でいい役者さん。森川さんはお得意のクールで甘い声を完全に隠して、これまたお得意の気が良くて陽気でタフでユーモアのあるエンジニア気質な相方を好演しています。さすが。
マシュー・マコノヒーも2枚目に徹しきらず、ちょっとお茶目になったりするのが、なかなか、このころはカッコよかったですね、ちょっと私の好みからはずれていますが・・・

お話としては、勧善懲悪な元傭兵上がりのお宝ハンターの冒険話に徹してくれれば良かったのに、お宝探しがメインにならずに、悪党がしでかしてる悪事がことのほか重い内容になっていて、なのにそれをずいぶんサラリと扱いすぎで観ていて感情の持って行き所に困ってしまいました。重いネタを軽く扱いすぎだど、ちょっとなんだかなぁ・・・とも思いますが、とことんあっけらかんとしていたので、こちらも空想冒険物と割り切ってしまうように頭を切り替え必要な作品でした。ヒロインのポジションもなんとなく中途半端だったなぁ・・・重いネタなのに、お話は能天気ヒーロー物という、ちょっと中途半端になってしまったのが失敗かな?

戦国バサラジオ
7回目なのかな、あいかわらず漢字回で読めません(笑)
今回も保志くんゲストの2本録りの2本目でアップされてる写真は前回のパターン違い。
今回久々に酔っ払ってタクシーでカミングアウトした保志くんネタが当事者から語られて、軽い感じで話しているのでが良かったなぁ(何が?笑)なんておもいつつ、保志くんには何が凄い、どこが凄いと思うのかをもうすこし語ってほしかったのですが、本人を目の前にすると言い難いですねきっと。
カッコイイ小十郎の声もすこし聴けました。

カッコイイ森川さんをさらに補充するため、Mi3のDVDを再生中。イーサン・ハントの森川さんの声と演技が最高に好きなんだと思います。このDVDをBGMがわりにする率がかなり高いので・・・デスガンも更新されてますが、一度に全部聴くのは勿体ない気がしてきましたので、これ聴くのは明日以降にします。

あっという間に「おまえら京都」ですねぇ・・・森川さん今頃準備で大忙しですね。みなさん暖かくして京都入りしてくださいね・・・

明日は寒い北陸へ出張です。日づけ変わるぎりぎりで大阪まで帰り着くかきわどいスケジュール、最終の新幹線になんとか乗りたいです。乗り遅れると土ドスがやばくなってしまいます。それは困る。



まいける2004 |簡易メールシルバーナの船室(コラム)

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