声優さんと映画とアニメと
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2007年10月28日(日) 5月人形に中身が入って居ました!!

お祭りに行って参りました。本当にお祭りでした。
感激した部分だけ詳しく、あとはダイジェストで簡単なレポに代えます。

オープニング
太鼓が鳴り響いて、お祭り衣装の若者が10数人舞踊る。
カッコイイなぁと思ってみていると、会場の右最後方からギャーという歓声。
まず見えたのは、緑色の5月人形みたいな甲冑の人?人形?、が御みこし台車で静々と進んでくる。
そこで聞こえたのが「この小十郎、伊達に右目と呼ばれてはいねぇ」「みんな良く来たなぁ」
最初は、あれ?森川さんの天の声?と思って居ました。
とにかく会場がとんでもなく広くて、双眼鏡でもよく確認できない。
そうこうしていると、反対後方から森田君前田慶次のにぎやかな声、あれ?動いてる、黄色い鎧兜の甲冑の人が動いている、中に人が居るじゃん人形じゃないんだぁ?
あれ、あれあれあれ、森田君中に入ってる?アレ?て・こ・と・は・・・・・
びっくりして、緑色の小十郎の方を確認、かなり近づいていて、顔が見えた、ギヤーァァァァ
周囲のみんなと一緒に叫びました、森川さんの勇姿が目に飛び込んできました。
椅子から転げ落ちそうになる、まさに本気で転げそうでした。
キリリとした武将の表情で、本格的な戦国武将の甲冑に身を包み、二人の声優さんがしずしずと御みこし型の台車に乗せられて、舞台へ、舞台にたどり着くまで、時折セリフを喋るのですが、客席をにらみつけたり、笑いかけたり、忙しそう(笑)。
そして、ひときわ太鼓の音が派手になって、二人は舞台中央へ・・・森川さんも森田君もすばらしい金糸銀糸の織り袴ズボン、これこそ馬子にも衣装。めちゃくちゃカッコイイです。
そして、二人で叫んだのが、小十郎「バサラ祭り2007」慶次「冬の陣〜いくぞう(だったかなぁ?うろ覚えです、すみません)」そんな感じの開幕の口上。
開会の音声(おんじょう)がすばらしくて、ちょっと鳥肌1回目。

司会の高橋さん(何の人?)が出てきて、まずは完成披露会。
小林Pが出てきて、外伝HEROSの内容説明、見所、新しいモードの紹介を、実際に映像を見せながら紹介。
アニメとCGの組み合わせというのは、CGでは容量が大きくなりすぎる部分をアニメ映像で置き換えた分、本編のゲームモードやキャラを増やしたりミニゲームを追加したりと、いろいろ開発サイドの苦肉の策も見えますが、観客の方々は、アニメ絵の良し悪しに気が向いてる程度で、文句は絵柄の好き嫌い程度、カプコンさんも一安心なのではないかと・・・小十郎と政宗の家での剣術稽古シーンからはじまる小十郎ストーリーモードのアニメ絵は、ちょっとしょぼいかなぁ・・・小十郎が中年太りっていうかごつすぎて不評みたいですが、個人的には声が良いのであんまり気になりません。(笑)CG絵は超カッコイイですし。

小林プロデューサーのゲーム紹介プレゼンの後、各キャラクターの紹介。
キャラ絵をバックに、出演声優さんが紹介されて背後から登場、決めセリフをひとしきり。
森川さん、能登さん、藤原さん、石野(竜三)さん、中原さん、大川さん、森田君の順かな?
森川さんの小十郎、あまり喉をすぼめずに、良い声のまんまで低くして、さらに凄むシーンではかなり声を荒げて凄む凄む、こんなセリフでこんなトーンの森川さんの声を生で聴くのは、本当に初めてで、鳥肌(すでに数回目)。
こんなに低いのに、良いこえだぁ・・・
他の方々も、すばらしく役声は迫力。大川さんだけが、15歳の家康ということで、ギャップが凄すぎ。
後のトークで、どうして自分なんだと小林Pに合うたびに聴いてはぐらかされているそう、でも大川さんかなりがんばっていました。役声を維持するのもかなり大変そうです。
全員の登場の後、そのままの並びで、役に関してなど、順番にトークを、途中で政宗様の中井さんのビデオトーク、保志君のビデオトーク、保志君がカプコンのロゴを背に体を揺らしながらトークするので、森川さん思い切りがまねしてました。

うーん、次は、たぶんプレスの写真撮影(最近そういえば、森川さんのプレス写真撮影をアクエリオンの試写会で観たので、今回で2回目、今回の方がすごくプロっぽい写真用のきりっとした顔してて、立ち姿もびしっと決まっていて、これまた素敵でした。やっぱり全員すごく慣れてる、プレスに向かって、そこそこに固まって綺麗に並んで体も表情もピタッと止めてポーズをとり続ける様は、こういう世界で生きている人たちなんだなぁと感心。なにしろ結婚式の集合写真とか撮るときは、本当に大変なので、彼らプロの役者さん達の、きっちり決まった立ち姿勢と、営業スマイルというか決め顔に感動。

ここで完成披露会は終わりだったかな?
つづいて、お祭り。
ここからは以下の段取り。

生アフレコ(伊達、瀬戸内チーム、浅井長政チームなど、各エピソードの名場面も生セリフで再現)

キャストトーク1(森田森川のバサラジオコンビ司会、ゲストがサイコロを転がしてお題トーク。藤原さん能登さんがゲスト、森川さん第2司会で、ややボケボケな空気を醸しつつニコニコ。)

生アフレコ(その2、これまた素敵な掛け合いが連続、痺れました)

キャストトーク2(1とはメンバーチェンジ、司会は変わらず青森さんアツ森さんコンビ、ゲストは石野さん大川さん中原さん、中原さんのアメフト狂いに花が咲く。モリモリのボケがさらに増加気味、全員個性的で役とのギャップが激しく楽しい。昔あこがれたヒーローが仮面ライダーやブルースリーで三丁目の夕日トリオと自分達意で命名。)

生アフレコ(ただし役交代のシャッフル。可笑しすぎて、何が起きたか思い出せません、爆)

大ゲーム大会(BASARA2HEROSの対戦モードで自分のキャラで対抗戦、優勝チームはWiiとHEROSセット獲得)
 いかにも家でゲームをしている大川さんは普通に上手い、石野さんも良くわからないといいながら、ゲームに慣れている風、能登さんはまだまだ不慣れでかわいそうでした。そして森川さんもゲームしなれている森田君相手で、1本とったのは上出来でした。バサラ技も出たし。場内も逃げろや追えやヤレいけそれ行けと、大騒ぎの大声援状態。ものすごく盛り上がりました。森川さん筋はよさそうですので、あとは慣れですね。

チーム対抗応援合戦
(会場にセリフを一つ叫ばせ、ゲームと同じチームごとに、観客にさけんでもらって、一番大きな声の出たセリフを選んだチームが勝ち。去年はアニキと叫ばせて負けた石野さんチームはアニキでリベンジ挑戦)
対抗戦で勝ったチーム2位1位の順で台本にあるカッコイイ方のセリフを言う、3チーム中3位の最下位だけ恥ずかしいセリフを言う罰ゲーム。中井大川中原チーム1位、森川藤原チーム2位、森田能登チーム最下位。
抽選大会(キャストが半券を抽選して、サイン色紙プレゼント、いいなぁ)

一旦キャストが退けて、再び太鼓と演舞、途中から赤い布が広げられて、どどんとそれが墜ちると、そこにキャストがずらりと整列。カッコイイです。
最後にひとりづつ順番に自分の決めセリフを音声(最初に森川さん小十郎がドスを効かせて渋くカッコよく、痺れるヤクザ声、最後は森田君の前田慶次が派手に口上で締めの言葉を音声)
暗転終了

アフレコやキャストトークの前後での暗転で、マイクスタンドの準備とかをするのが、足軽装束の黒子さん。中原さんは勝手に毛利軍の足軽とコメント(爆)。作業してる姿はなんとも可笑しかったです。
キャストが出てきての生アフレコがとにかくすばらしかったです。
組み合わせとか、メモしてないのでほとんど忘れましたが、いきなり政宗様と小十郎のシーンとか小十郎と松永(藤原さん)との凄み合いとか・・・そのほか、毛利元就対長曾我部元親、お市と政宗など、いろいろな組み合わせで掛け合いの演技。
とにかく。

以下、各キャストの感想です(敬称略してます)
小林P:なんとも脱力系で、いかにもソフト関係の人って感じです。

能登麻美子:超美人、あまり張って声を出すセリフじゃないのに、結構よく通る明瞭な篭らない声でした。さすが凄い、一流の声優さんでした。とても美人で優雅で素敵な女優さんです。今回挿入歌も歌っていて、歌声もなかなか綺麗でした。

藤原啓治:やっぱり背が高くて渋カッコイイです。ちょっと照れてはにかんだ様子も、なかなかキュート。フリートークはあんまり慣れてなくて、アフレコシーンでは堂々として周囲を喰いそうでしたが、フリートークは戸惑い気味でした。そこがまたキュート。こころなしか、森川さんと親しさの点で距離が近くて、フリトでは頼っているフシがありました、モリモリの助け舟が出たのも藤原さん相手が主でした。

石野達三:舞台系の役者さんという感じ、身振り表情も豊かに、アニキでした。ちょとタケシみたいな雰囲気も。会場からもアニキアニキと大声援でした。

中原茂:イベントでお姿拝見したのは、アンジェ舞踏会以来かな?なかなかダンディでスマートな物腰で、永遠の湘南ボーイという感じ。ご本人も楽しそうでしたし、ファンが熱狂してました。

大川透:びっくりの激痩せぶり、半分ぐらになっていました。すごくカッコよくなっていて、さすがです。
声は15歳の役なので、もっとカッコイイ役をやりたいとぼやいていましたが、本当に良い声の大川さんにカッコイイ決めセリフ、もっと聴きたいです。

森田成一:彼も舞台の人ですね。生き生きしていました。自分が仕切っているのも、これまた彼には快適でやりやすいんだなって思いました。好みとしては、メタル好きは長髪の方が好みなんですが、髪の毛はすっきりしてました。演技も舞台で掛け合いの方が単独収録のゲームよりセリフが活きていてとても良かったです。

森川智之:「この時を待っていた、真剣勝負と行こうぜ」「地獄の門を見せてやるぜ」「もうちっと腕磨いて出直して来いや」とかとかとか・・・ゲームの決めセリフの生連発は痺れました(森川さんだけでなく、他のキャストの方々も迫力があってすばらしかったです)。フリーのキャストートークでは、バサラジオまんまのおとぼけキャラで、いつもの可愛いモリモリなのに、小十郎モードの時の、大スクリーンにアップになる表情が、眉間にしわ寄せての真剣勝負の表情が、本当に小十郎そのもの、役者な顔になっていました。今日は100回くらい惚れ直しました。とにかく何を喋らせてもセリフ声が良くて、凄ませると本物の迫力技。

今回、フリートークで初めての話が1個。森川さんのお父さんもけいじというお名前だそうです(森川けいじさん)。けいじという名前に悪い人は居ないという、落ちでした。
プレステ2を最近初めて買った話を出して、2度だけバサラをプレイしたと告白。それってラジオでやっただけじゃない?笑。実はデビルメイクライをプレイしてました。とのこと。
落ち担当。本多忠勝の声がつくとしたら・・・のお題で、落とせない藤原さんのかわりに落とせと森田君に振られた森川さん、うーんと考えて言ったせりふが「ピーピーピーバックしますピーピーッピーバックします」馬鹿受けでした。さすが、すかさず、次の生アフレコドラマで森田君がこのネタを引っ張って受けてましたが、大川さんとの掛け合いでキャラ名を呼び間違い、大川さんにアドリブで斬り返しを受けてました。

総括
すみません、ドラマの中身やフリトの中身は、もっと記憶力の良い方々のブログで確認してください。
カメラが数台入っていたので、なにかの形で映像記録が見れるのではないかと思います。
DVDで正式に出してくれたら、買うのですが・・・カプコンさん是非お願いします。
とはいえ、15時5分開始で終了が18時半、小林Pのゲームのお披露目時間20分ぐらいを除いても、3時間超え、内容盛りだくさん、声優さん大活躍で充実のイベントでした。ゲームファンをとことん満足させるべく、あの手この手で趣向を凝らし、声に演技をフルに聞かせ堪能させる演出。オープニングやエンディングでのパフォーマンスを含め、見ごたえがありました。すばらしいイベントです。
しかし・・・森川さんが五月人形でいきなり登場するとは、想像の100mぐらい上を行く、奇抜で壮観な演出に感動感激でした。緊張しながらも、観客の反応を楽しんでいる森川さんも、参加して相当に充実して楽しかったのではないかと思います。エンディングの表情がすがすがしかったです。
初参加で初主人公のゲームイベントとしては大成功でした。

しかし・・・女の子率99%、BASARAシリーズって乙女ゲー?びっくりの女の子イベントでした。


まいける2004 |簡易メールシルバーナの船室(コラム)

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