声優さんと映画とアニメと
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2007年10月08日(月) 私の男遍歴(笑)

web拍手をここ数日で沢山いただきました、ありがとうございます。
森川さんの風邪(土曜に風邪気味だって言ってました)を気にされてるコメントが数件ありましたが、具合悪そうには見えませんでしたし、声もそれほど変化なかったので、大丈夫な感じでしたが、あのまま悪化せずに無事回復していると良いですね。

>Sさま
ご無理をなさらず、ご自愛ください。

ディナーショーのDVDを久しぶりに見直しております。
なんて良い表情をしているのでしょうか?この人は本番に強い、そんな気がします。

以下は森川さんに関係ない大与太話なので、読まないか、忘れてください(爆)。

遠い思い出、人生で最初に外国の男性俳優に心大いにときめいたのは、何歳だったっけ?小学校ではないかな?白黒の映画でした。
本当にまだおねしょしそうな子供なのに、それでもいっちょまえにときめいた人、それは、ヨットにのっているシーン、黒髪、淡い色のこぼれるような大きな瞳、アランドロンでした。「太陽がいっぱい」です。
母親が映画好き、最初に観た海外TVドラマ「ローハイド」「ハワイアンアイ」「コンバット」「ナポレオンソロ」「ララミー牧場」などなどなど、社会人になって時間が無くなるまで、ずっとずっと日本のドラマはほとんど見ていませんでしたが、アニメと外ドラだけは観続けていましたし、親がチャンネル合わせていた洋画劇場はほぼ全部観てました。そんなわけで、今の自分の感性が出来上がってしまったのですが・・・
そう、あのこぼれるような大きな猫のような瞳、そうあの丸いというか四角い(とにかく長くない)顔。
ちょっと前髪があるヘアスタイルがベスト。
人生最初に意識した、私の好みの男。好みの男性の雛形となった人。それがアラン・ドロンでした。

もちろん、ジュリアーノジェンマやメルギブソンなどなど、顔が長めでも笑顔がキュートで演技が素敵な役者さんにはその後もめちゃ惚れでしたが、演技力云々抜きで、ルックスのみで最初に胸を締め付けた良い男がアランで、その声をしてたのがナッチこと野沢那智さんでした。
次にルックスで惚れたキャラ(役者)が謎の円盤UFOでストレイカー司令官。役を演じたエドワード・ビショップ(去年亡くなってしまって悲しいです)の吹き替えしていたのが、広川太一郎さん。
もう一人、広川さんが声をしていたせいだと後で気がついたのですが、長く大好きだったトニーカーチス(ダンディ2)。
そしてほとんど地声に惚れたのがショーン・コネリー。(これがまた若山源三さんだと、ほんと本人が日本語しゃべっているのかと思えるすばらしい声なので相乗効果)ショーンが007演じていたころの中年時代より、インディジョーンズの父やザ・ロックなどを演じている時代の初老以降の方がすきです。

さて、その元祖マイラブのアランドロン、72歳?ですか・・・スマスマのビストロに出ているのを、東京のアパートに移動してきていきなりTVで観ました。すっかり綺麗なおじいちゃんになっていましたが、喋らせると、とてもセレブでキュートで頑固でおちゃめ。さすがヨーロッパでもNo1のハンサム俳優として時代を築いただけのことはあります。料理に対するコメントは、なかなか歯に衣着せぬ批判もありの、饒舌ぶり。
何人ものハリウッドスターを迎えている経験からVIP俳優の扱いも慣れている老舗の番組ではありますが、それでも違いを感じたのは、彼は本物のヨーロッパのスターだということです。
アメリカハリウッドの有名俳優が大スターだと言っても庶民の代表みたいな国アメリカで、セレブな彼らのご用達レストランといえど、味のレベルはヨーロッパの上位クラスには及ばないのではと、アメリカで何回も接待されたり接待したりした経験から思うわけです。一方で、依然として社交界が存在しているヨーロッパで、超セレブご用達のレストランが乱立するフランスやイタリアで暮らしていれば、たとえ生まれ育ちが庶民でも、一旦成功し名声と富を得てセレブ達と付き合い始めれば、それは舌も肥えまくるし料理の本質に拘るのが普通だろうなと、実感させてくれるアランの振る舞いでした。つぎつぎ飛び出してくるわがままでこだわりのあるグルメなコメントが、ヨーロッパ社交界を渡り歩いてきた色男の代名詞な大スターだなぁと感心。
おちゃめなおじいさんでした。ちなみに今だに彼の趣味のすべては女性だそうで、さすが元世紀の色男(笑)、いまでもお盛んなんですね(爆)。









まいける2004 |簡易メールシルバーナの船室(コラム)

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