声優さんと映画とアニメと
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2007年07月09日(月) 仕事さぼって・・・笑

幸運なことに、イベント明けの今日は、事務仕事。会議や打ち合わせなどの仕事と違って、精神にゆとりがあるせいか、ふと油断すると昨日のおまえらトークが蘇ってくるタイミングがあってとても不思議(笑)。
忘れないうちにと、仕事の合間をぬっては思い出した内容を数回に渡ってメモ、それをそのまま今日の日記として貼っておきます。
(おい、ちゃんと仕事しろと自分につっこみ・・・おまえら翌日というのは事務仕事で集中は無理だなぁ、笑)

恥ずかしい?
もりもりって、たまにカリオストロの城(ルパン3世の映画)の台詞をちりばめる(「血が足りねぇ・・・じゃんじゃんもってこい」とか、ちゃんと声も真似ておりました)ことが多いですが、今回はかなりいろいろ連発。(ラピュタネタもしますよね「みろ人がゴミのようだ〜」って)そのつながりで、自分でもこの映画が大好きで映画館まで見に行ったそうな、そのときの話。上映1回では満足できなくて、もう1回観ようとしたらしい、当時の横浜にある映画館(白鳥座?)では3本立てだったとか、1回見終わって違う映画を2本我慢してみて、やっとの思いで2回目を観たらしい。そこまでは、ふーん。そのとき檜山君が食いついたのは3本立て(そこか!笑、その当時、3本立てといえば日活ロマンポルノが男の子の常識だった?笑。うちの旦那もその世代かな・・・爆)。すかさずひーちゃんが、3本立てってそんなのじゃないのかと突っ込んだ。その瞬間、もりもりはあ〜あといいつつ、急に両手で顔を隠して、一瞬しゃがみました。えっ?かっ可愛い反応じゃないか。
(きっと高校生のときとかに、こっそり一人で観に行った心あたりがあるからに違いない、笑)

以前にも、おまえらで、ゲストので関君があられもない姿になったときにスカートの中のパンツが見えて・・・という思い出話になって、もりもりがすかさず客席に見えた?何が?と問いかけたら、パンツの脇から一瞬なにかが見えたとの反応が返ってきて、ほんとに?と聞きながら、赤い顔して両手で顔をうずめて一瞬しゃがんだのです。(笑)
これは、彼一流の演技なんでしょうか?それとも、素で恥ずかしいのでしょうか?(爆)
ここまでシモネタ系で赤面したり顔を隠してとっさにしゃがんだりという、ウブなリアクションをする男性を外には知りませんので、このとても可愛いウブな反応が目に焼きついてしまいまして・・・。普通の男の人はシモネタになると、はははへへへとうそぶいた顔をするもんなんですが(笑)。

レントゲンネタ(その1、げっぷ編)
健康診断の話で、人間ドックに行ったことを報告(ひーちゃんはまだらしい)。初めてバリウム飲んでレントゲン撮影したとのこと。お医者さんがマーゲンといっている検査です。森川さん曰く、過去に乗ったことがあるスプラッシュマウンテン級の乗り物だったらしい(笑)。確かに・・・笑。いろいろな年長の先輩や経験者から、炭酸を飲まされて胃を膨らませるので、ゲップをしてはいけない、それが結構苦しい、某(誰だっけ)先輩はゲップが我慢できないばかりに3杯も(炭酸?バリウム?)を飲む羽目になったとか。いざ自分の番になったとき、そういう周囲のアドバイスが走馬灯のように頭に渦巻いて、あんまり自分が、一生懸命にゲップを我慢する自分の姿が滑稽に思えてきた森川さん、どうやら検査中にくすくす笑ってしまって(それで体が揺れたのかな?静止しないとだめなんですよ撮影の瞬間は)お医者さんに笑っちゃだめでしょと怒られたらしい。

レントゲンネタ(その2、バリウムの・・・)
検査は午前中、検査結果が出て講評を聞くまでの間の待ち時間に外へ出てコーヒーを飲んだり(食事もしたのかな?)と時間をつぶして帰ってきて、ドクターから検査結果を教えてもらった森川さん。事故に気をつけなさいといわれたらしい。占いでもなんでもなくて、内臓はいたって丈夫、このまま大過なければ100歳まで生きられるほどの健康体とのこと。むしろ寿命を縮めるのは、男性なので、事故の心配をされたみたいです。
最後に先生から、口のまわりについているバリウムを拭いて帰ったほうがいいですよ〜といわれたらしい。森川さんどっきり。バリウムを飲むときにコップから溢れて口のまわりについたのが、ずっと白くこびりついたまま、外をうろうろしていたらしい(笑)。もっと早く言ってよ〜と泣いてました。
(わかるなぁ、口ゆすぐときに鏡見なかったのかな?)。
そして事後の儀式。バリウムがおなかに残ってしまうと硬く固まって大変なことになるので、下剤とともにお水やお茶を沢山飲んで早めに体外へ排出してしまわねばならないのですが、もりもりはなかなかでなかったらしい(あれ?普段も便秘?)。下剤を通常の3倍飲んだとのこと。まあその先は想像のままにということで、ステージでのあの素敵な姿を見ながら、そういう話を聴くのも、なかなかオツなものだなぁと。中年の人々の職場での休憩時間の四方山話みたいで、大変に楽しめました。
(若い方がどういう感想なのか、ちょっと興味深いですが、笑)
来年はひーちゃんバリウム話が聴けるのか?森川さん再検査を毎年するのか?(各企業では40歳以上というのは、年1回のドック入りが義務づけられている場合が多いです、60歳以上は半年に1回が基本とか)。
だんだんこの二人が、私の棲む世界と同じ次元の話をする機会が増えてきて、なんだか小市民的に楽しいです。

自動販売機に・・・
森川さんが先日とても久しぶりに電車に乗ったらしい(地下鉄大江戸線)。普段乗らない人なのがありあり。切符を買ってのるのね(笑)。地下鉄の切符って、ここ何年も買ったことないので、よくわからないのですが、切符の自販機って、おつりの受け皿ってもっとオープンじゃなかったっけ?なんだかその自販機は旧式だったのでしょうか?もりもりはお釣りを取ろうとして蓋に指を挟まれ自傷したらしい(左の人差し指の根元がすりむけた?)。
自販機ネタになって、ヒーちゃんが駐車場料金を払うために1000円入れてジュースを買って小銭をつくろうとしたとき、おつりが数十枚(5〜60枚?)全部10円ダマで出てきてしまった(爆)。おつりの部分の蓋が内開きなので、一度に沢山とりだせないため、大変なことになったとか。しかもその後があり。
駐車場の出口で、その大量の10円玉で料金を支払機に投入したらしい。そのため出口が渋滞に、ひーちゃん、冷や汗もので相当頭に来た見たい。聞いてる森川さんが超嬉しそうにしてました。
ついでに、森川さんが、飲み物を買って手を挟まれた事件に。自販機ネタは今回話しが広がりました。ジュースを買ってガチャーンと出てきても見つからない、取り出し口の蓋が2重構造になっていて、隠れんぼしてるとき、確かににあります。森川さんももうすこしでもう1本買うところだったとか、(この反応がセレブな大人だなぁと思いました、小さなお金にあまり頓着しない生活をしているのでしょう、価値観が効率やスピード優先なのがわかります、一般庶民だと、まずお金を入れて物が出てこないと、自販機をどついたり(笑)お金の返却を試みたりして、まず物かお金を取り返そうとしするのかな?)そして隅っこに出ているのを見つけて、取り出そうとしてジュースを掴むと、2枚の中蓋に阻まれて手が出てこない(笑)、ジュースを放すと手を引き抜ける、ジュースを掴むと抜けない、隙間を作って、ジュースを引っ張り出すのにかなり格闘した様子(私も同じ経験あるなぁ・・・あれはどこのメーカの自販機なんだろう)実演付で面白かったです。

奈落の底へ・・・
昼の部かな?陶山君石塚君のフロントトーク。陶山君が武道館のイベントで舞台の仕掛けを把握していないで穴に素で落ちたらしい。
観客からは、彼が消えたように見えたとか。実際は彼は穴に気がつかずに踏み込んだら床がなかったパターン、穴のふちに胸を強打して穴の下で着グルミきて出番待機していた八尾一樹さんを掠めて2mを落下したとのこと、まじで大事に至らなかったのは本当に運が良かったのだと思います。危ないなぁ・・・気力で舞台を乗り切ったらしいですが、青痣が1ヶ月半ぐらい消えなかったみたいです。よくある事故なんですが、本当にそういうのはステージをやる人は気を付けてほしいですねぇ、ネオロマもたまにそういう仕掛けをステージで使うので、森川さんをはじめみなさんも気をつけてほしいなぁって思いながら話を聴いておりました。

先輩のことをどう思う?
陶山君はこの日が39歳のお誕生日でした。もりもりひーちゃんより1年後輩。森川さんはむかしから、雰囲気ぜんぜん変わってないとか。ある意味最初からあの態度とはずいぶん飛ばした若者だったんだなぁと楽しくなりました。
最近激やセしたのいきさつで、昔はもっと細かった?筋肉質だった?今は最初のころぐらい細い?なんだったかなぁ・・・・彼がどういう表現をしたのかちょっと上手く聞き取れなかったのですが、とにかく昔の森川さんは筋肉質で細かった、今は昔に近いぐらい細いのは間違いがなさそうです。陶山石塚コンビが口をそろえて証言したのは、森川檜山コンビがこれまで人のことを悪く言ったのを聞いたことがないとのこと、断言してました。お世辞にしても、素敵なことだと思います。彼らの人望からみても、うなずける話ですが、実生活では、なかなか出来ることじゃないと思います。

熱いお祝いのチューを・・・
昼の部、美輪さんもりもりと黄金のたれのエバラひーちゃんが一旦退場して、陶山石塚コンビの折りたたみフロントトークが始まったころ、お誕生日ネタがはじまるやいなや、衣装そのままの二人が再登場、もりもりから、陶山さんに花束贈呈、みんなでお祝いにはっぴバースデーを歌いました。どさくさにお祝いのキスをしようと、唇とみゅっと突き出してマジで迫るもりもり美輪おばさん、恐怖して本気で辞退する陶山君、大爆笑。

夜の部はバルコニーで下手の楽屋が丸見えでした。とくにミキサーさんの機材や監督さんやスタッフが待機しているのが見えてるだけですが、としこになったもりもりが、スーツだし、怖いメイクにズラだし、かなりキテルのですが、さらに袖に色紙をとりに行き来するとき、手足をばたつかせながら走るので、その姿がこれまたいやに眼に焼きつきました、あの扮装だからできる演技技なんですが、本当にはじけていました。

これ以上のいろいろネタは他の方におまかせします。昼休みにネットを巡回してみたら、そろそろいろいろな方のブログに感想やレポートが沢山掲載され始めております。中には大変に面白く楽しく記述されているのもあって、私も思い出して大笑い。昼の部、丼メンの思い出話(前日だろう、笑)で森川さんが宮田君のどんぶりの中のアボガドが、巨神兵状態のどどぉおおおーどろどろ・・・と実演をやっていたりくだりなどは思い出して大笑い。檜山くん、俺いなくてよかったぁと本気でほっとしてましたね、土曜がお仕事のグレンラガンに感謝してました。

総評
自分の主催するイベント、長くつづくイベントに対する、プライドと意地と自信とそして意気込みと闘志が見えました。
森川さんの目がきらきら、くるくる、本気で楽しんでるし、笑ってる客の反応を観察して手ごたえを確かめていました。
毎度ながら、人を笑わせるツボを心得ているというか、この人は一種の天才なのだと思いました。こういうイベントの企画とネタの作成は、慣れもあると思いますが、一番恐ろしいのはマンネリによる停滞、恐ろしいマンネリの中にも進化と挑戦と変化があれば、それはマンネリではなくパターンとパターン破りの繰り返しによる相乗効果の進化となります。これだけ日々の仕事や生活に追われながらも、ここまで精力的な創作活動が継続できて、自分の個性をすべて注ぎ込んだ企画を創出できる才能は、天賦のものであり、日々の精進の成果でもあり、彼の人となりゆえの周囲の協力の賜物だと実感しました。
一介の役者にとどまらない非凡な才能を彼は持っています。ゲストや相棒そして自分を含めたすべての演出(しかも個性を生かし、その人の性格や持ち味などの良さを引き出す演出とキャラ作り、ゲテモノであったり綺麗どころであたったりが交互にコントラストよく出てはじけられるような演出)が秀逸。人を楽しませたい、一緒に楽しみたいの根底に、人の善意とか優しさがあり、暖かい思いやりの気持ちが鉄壁の布陣で配置されているからこそ、あそこまで居心地がよくて快適で程よく馬鹿笑いできて楽しめる、まるで居間でお茶をのみながらお菓子を食べてお笑いを見ているような錯覚を与えてしまう、そんな空間を創出できるのだろうなぁと、思う次第です。
しかも、これでもかというほどに客席を巻き込み、劇場空間全部を舞台にして演出し、登場人物はお決まりのように、2階も1階もすべての空間をかけめぐり練り歩き、どこまでもどこまでも等身大でありながらも、観客をダイナミックに刺激し続ける(キャッツの舞台がそうですね)演劇の王道はしっかり踏襲しているのが、この手のお笑いイベントにはありえないダイナミズムと親近感とどきどき感をあたえつづけてくれてくれるノウハウになっています。過去の幾多の失敗や反省が、彼をしてここまでのイベントをさらりと自分の器量でだけで開催いして成功をやってのける、そんな現状にたどり着いているのだと思います。
一見、非常に泥臭いイベントでもあります。独特の学芸会風の乗り。わざとチープでキッチュな衣装(でも非常に凝ってます)、簡素な舞台演出(今回は花だけですが、結構コストかかったのでは?以前はたいがいバルーンアートでしたが、それもキッチュで面白いです)。
しかし、そのシンプルさの中に潜ませた、数々のお笑い脱力系イベントのノウハウは、過去に外伝を含めるとおそらく40回近い場数の成果でもあります。少ないスタッフできめこまやかくイベントそのものをオーガナイズする実力は特級、ここまで手作り感を大切に保持する感覚は希少価値でもあります。手作り感を放棄してイベント屋に頼れば、いくらでも自分達が楽できるのは数限りないイベントに参加しているご本人が一番よくわかっていることと思います。(まあ、時間配分などはたまに失敗してますが、今回は時間配分も含めて大成功でしたね。笑)会場では、ドアの警備係や案内担当のアルバイトひとりひとりの立ち居振る舞いや態度にいたるまで、すべてきちんと指示が徹底されていて、イベントとしては親近感と併せ持つ非常にオーガナイズされ洗練された部分が、さすがだと思わせてれる部分でもあります。けっしてあのチケット代でまかなえるとは思えない価値のあるイベントです。
おそらく過去から現在に至るまで、動員する観客の数はどんどん増えています。それはご本人と相方二人のホストの知名度、役者としての魅力や実力や業界での地位もありますし、呼ばれるゲストの知名度や人気度も原因してますが・・・
とはいえ、その分、外で見る以上に相当な手間もかかるに違いないわけで、あのチケット代では小劇団の興行とおなじく、採算ラインはかなりきわどいはず、ゲストにギャラが出るのが不思議なぐらい。眞に森川さんの趣味の世界の具現化なのだと思います。
それを理解した上で参加しているスタッフやゲスト、そして古株のファン、みんなが彼の才能に惚れて彼の人柄に惹かれているからこそ、実現できるイベントでもあり、そういう意味では繰り返しあそこに集まる観客やスタッフやゲストというのは、ほとんど全員が同穴の住人なのだと・・・昨日の夜の部をベランダという格好の高みの見物ポジションで、しかも想像以上に舞台がちかく、森川さんのくせや立ち位置のおかげで、かなりの長時間、彼の目線、表情や立ち居ふるまいを上からじっくり観察できて、つくづく感心したのでした。
いい年の取り方してる男だなぁとか、頼もしい役者になったなぁとか、ファン冥利だなぁとか、妙にいろいろ感慨深い夜でした。

こんな時間に日記をアップするいけない社員ですみません、社長様(笑)。
さて、残業覚悟で仕事仕事・・・


まいける2004 |簡易メールシルバーナの船室(コラム)

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