声優さんと映画とアニメと
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2007年03月21日(水) 天軍様だぁ

密林は最近配達が早い・・・
一昨日の夜に注文したら、今朝10時に配達されて来ました。
DVD「天軍」
韓国版戦国自衛隊です。南北和解直後に北の核解体を米国から要求される中、核を持って逃亡を謀る北の指揮官キム・スンウを松本保典さん、それを追う南の指揮官ファン・ジョンミンを森川さんが演じています。
折しも433年に一度の大彗星が接近中、南北の国境近くで追撃の末に交戦となった両軍、戦闘の最中に彗星と核の影響で彼らはまとめて433年前にタイムスリップしてしまう。
そこで彼らが出くわすのは、戦国時代の戦争のまっただ中。そして歴史上の英雄イ・スンジン(井上和彦さん)。
まだ途中までしか観てませんが・・・
森川さんと松本さんが軍人でしかも指揮官。なのでめちゃめちゃ男らしいきびきびした台詞が聴けます。声をあえて響かせずに出しているというのに(といいつつも、実は柔らかくしゃべると響きますが・・・笑)なんだかすごく素敵で痺れます。森川さんがとにかく正当派で男前な声、久しぶりにこういう台詞まわし聴いた気がします。
井上さんの役所はいろいろな演技を聴かせてくれる役、ちょっとギュンターっぽかったり。ああやっぱりこうして聴くと、松本さんも相当カッコイイですね・・・画面見ちゃうと、どうしても韓国物は口の動きが感情表現をシンクロしにくい場面とかもあって(特に女の人のアクションがオーバー)今日はずっと洋画を観てきただけに、違和感もありますが、声だけ聴けば、これはもう絶品です。全部みたらまた感想を書きます。
うーんお話しはあれ(笑)ですが、カッコイイ系くそ難苦しいコンラッドOKな森川さんファン、カッコイイ松本さんファン、ギュンター系井上さんファンならかなり楽しめますので、是非レンタルで借りる価値ありです。
とにかく軍人としてきびきびと指揮しながらしゃべる森川さんの格好良さは半端じゃないです。

今日は映画の日で休日ということで、S様と映画三昧でした(お付き合いありがとうございました)
昨日の不調がウソの様に元気で、3本観ました。

1)ナイトミュージアム吹き替え版(やっと素晴らしい音響の大画面で観れました・・・)
何回みても面白い、ホントに楽しい作品です、モアイを確認しに行ったようなものですが、玄田さんにしてはやっぱり声が若すぎる印象は劇場音声でも同じ、加工してあるとはいえ、これはきっと森川さんの声色でしょう、95%の確信です。
いろいろ可笑しいシーンがありますが、やっぱりおじいちゃんズが最強。オーウェンの台詞は後半に行くにしたがって素敵になります。とくに最期の二つは痺れる良い声。さすがぁの存在感。

2)ゴーストライダー
あ・・・やっぱりニコラスケイジは苦手だぁ・・・
アメリカンチョッパーの宣伝みたいな作品。ガンで死にかけてる父を救おうと悪魔にダマされて契約を結んでしまうスタントライダーの主人公、夜は全身が燃る骸骨のゴーストライダーに変身して悪党に地獄の業火を目に焼き付ける。彼の通った後は道がめくり返り焼けただれて大事になっている・・・という社会迷惑なモンスター。
なんとも、どうしても主人公はニコケイじゃなくて、もっと若い人たとえばコリンファレルが良かったなぁ・・・
全体に、演出も脚色もどこかでみたマーベルコミックス系作品のどれかの2番煎じだし、とにかく主人公が老けすぎ(笑)そしてやっぱりニコケイの勘違いぷり演技が、どうにもこうにも、シリアスなシーンでも笑えてしまって・・・この人のナルシズムは最強ですが・・・。

3)パフューム
これまた・・・変な映画です。
途中はサスペンス仕立てですが、犯人はもう観ている人間は知りながらになるので、彼がどうなってしまうのかに興味が集中します。そして結末があまりにもあんまりなので・・・なかなか上手い脚本と演出でしたが、やっぱりグロイし意味が不明な、価値観が解らない作品。
これはのちのち変な映画作品として歴史に残るかも・・・ギャラリーフェイクでも出てきた、究極の匂いフェチの匂いの天才の破綻した人生を語る悲惨なお話です。

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