声優さんと映画とアニメと
もくじ一覧前の日次の日


2005年04月21日(木) ジョン・コンスタンティン

嵌ってしまったみたいだ。ジョン・コンスタンティン
今日は品川で18時まで仕事だった。調べると、仕事場のすぐそばの品川プリンスホテルのシアターで18時15分からコンスタンティンが上映されてるじゃないか。飛び込んだ(私はダイブあほだ)。この映画、ぜんぜん観客の入りが悪い。はずれ?えええ?こんなに面白いのに・・・って私だけか、こんなに嵌ってるのは。
とにかく、2回目なんで、かなりのめり込んで観れた。字幕も半分も必要がなかった。っていうか、正直、この字幕はおとなしすぎる、当たり障りない訳になりすぎだ、実際にキアヌはもっと汚いニュアンスのセリフやシニカルなべたなギャグを放ってるのだが・・・それに地獄へのキーワードの翻訳が統一されてない感じがする、もう1回ぐらい見たら確認できるんだけど・・・
神の世界も勝手なひとたちばかり、地獄の連中は虎視眈々と地上の世界の支配をねらってる。それをくい止めてるのがコンスタンティン。彼は神に力を借りてるわけではなく、神の計画のもとなのかは不明だが。天性にそなわった力(地獄先生ヌーべーだし、ゴーストスィーパー美神さん男版でもある)で悪魔をつぎつぎと地獄へ送り返す、地獄では彼に恨みを抱くサタンがいっぱい。
ヘビースモーカーで肺ガンで青白い顔してふらふらしながらも、悪魔にねらわれた女性を救うべく徹底的に戦う。かっこいいぜ・・・
1回目みて、どきっとしたキアヌのセリフまわしがあって、2回目でも同じ場所で、どきっとした。残されたメッセージを探して部屋の中をいろいろ探っているときの、Something behaind・・・何気ないセリフなんだけど、まったりとして、けだるくしかし優しくシニカルなかんじ・・・表現がむずかしいが・・・
このキアヌ、誰が吹き替えるにせよ(森川さんなら幸せだが)このシーンの演技に注目したい、あと、もう2カ所ほど、息をのむほどまったりと色っぽくてやさぐれてて、投げやりで、しかも凛々しいセリフが後半にある。とくに最後の地獄召還での悪魔との駆け引き、へたれているのに、芯がある、キアヌこれはコンスタンティンを身に宿したね、マトリクスのネオ以上のシンクロ度だ。演技力云々ではなく、キアヌ本人がコンスタンティンになりきってる。みごとだ。さて、DVDまで時間がある、もう1回は見ておかないと、気が収まらない。たまらなく、好きな展開、好きなキャラだ。映画的にはムムムな部分もあるば、私個人としは、これは虜級のあたりの1本。久々の嵌り具合だ。


まいける2004 |簡易メールシルバーナの船室(コラム)

web拍手↑