胡桃の感想記
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2004年05月29日(土) ◇ブラム・ストーカー著「吸血鬼ドラキュラ」

やっぱり誘惑には勝てなかったっ。
6月のStudio Life公演作で今回は予備知識無しでいこうかと思っていたのだが、午前中に大阪で購入し、近鉄車内&帰宅後も読み続け・・・1日で終わってしまった、ブラム・ストーカー著「吸血鬼ドラキュラ」。
登場人物の日記形式でとても読みやすく、しかもLife主要キャストがちらほら頭に浮かぶ為かすんなりストーリに入り込めたのかな〜(笑)。
今回は2日で3回観劇だから、しっかり観ておきたいの!という訳で登場人物の予習が出来て良かった。
ただドラキュラ伯爵がじーさんなのには驚いた。
いやいや、舞台ではそんな心配無用だが(笑)。そしてジョナサンが思ったより格好良くて安心したのだけど(後半限定)、でもLife版だとドラキュラに想われちゃうんだよね・・・。

ちなみにフランシス・F・コッポラ監督の映画はジョナサンの妻・ミナが亡妻に似ているから愛される訳だけど。ウィノナ・ライダー(ミナ)がゲイリー・オールドマン(ドラキュラ)のお腹の傷から流れる血に接吻するシーンがちょっと気持ち悪くて。そのシーンとキアヌ・リーブスの情けないジョナサン(たぶん・・・)が印象的な映画だった。こちらも近いうちにまた観てみたい。当時はまだ高校生だったから、今はまた新たな発見があるはず。

舞台だと、山本芳樹さんのジョナサンと篠田仁志さんのレンフィールド(精神病患者)が楽しみ。
ドラキュラ同様、レンフィールドも原作とは違うビジュアルだし(篠田さんは美形)、原作みたいな描写は無いはずよね。だって耽美劇団だも〜ん(笑)。


胡桃 |MAIL

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