三日坊主日記
瑞樹 美霧

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■ ふっ

 昨日の注文で、今日着けて欲しいと言われたものがあり、でも在庫はその数なくて。
 営業Iに聞いたら『直送にして貰って』と言うので顧客に言って、今日出荷の明日着でメーカー直送にさせて貰った。
 今日の夕方、その顧客から電話があって「送り状の控えが欲しいんですが」と言われたので、メーカーに電話したら「そのような注文書は頂いてませんが」と言われ。
 でもウチの発注書はあるんだが、と思いつつ営業Iに電話。
「何か、メーカー、注文入ってないって言ってんねんけど?」
「は? 発注書に送信時間、書いてる?」
「いや。書いてないけど」
「え、他の注文書は?」
 10件前後の注文書に送信時間が書いてないのでそう言うと、
「うわー、兎に角先方に明日(在庫があるだけ)分納で持って行くって電話しといて!」

 ……発注のFAX入れ忘れかよ……?
 わざわざ昨日顧客に詫びてメーカー直送にして貰った挙句?
 で、ミスしたの自分の癖に自分で後始末するでもなく、『ごめん』も『悪いけど』もなく『電話しといて!』?
 思わず笑っちゃったわ、電話口で。鼻で『ふん』、じゃなく『くすっ』とだけど。

 瞬間
「笑うな!!」

 ……逆切れかよ?
 切れたいのはこっちなんですが!
 顧客に詫びつつメーカー直送にして貰ったのも瑞樹なら、『出し忘れました』と連絡するのも瑞樹なのか。
 ってか、そうして貰ってと言われたから、瑞樹はきちんとそうした。でもその先きちんと出来なかった自分はどないやねん? この場合先方に謝罪するの、アンタじゃねーの?
 「そうして貰ったのに不手際をしてしまってすみません」と言うのはアンタじゃねーの?

 ……まあ、今日の問い合わせの電話取ったのは瑞樹だし、営業Iは未だ出先だったけど。

 そして瑞樹に謝罪の電話しろと言うなら『それなりの態度』=『人にモノを頼む態度』というものがある筈だと思うんだが。

 幸い先方は「分納でいいですよ」と言って下さったので然程大きな問題にはならなかったが。
 分納は避けたいからメーカー直送で、と言う話だったのに結局分納するなら、当初の希望通り今日納品出来たじゃん、って思ってると思うけど。
 流石に「絶対午前中に納品して下さい」と言われて「出来ません」とは言えないので「判りました」と答えた。
 ウチの担当配送の子がどうしても午前中は難しいって話が浮上して、注文漏れの話とかせずに「何とか午前中に納品して欲しいと言われてるんですけど、誰が動けますか?」って課長に相談したら。
「何や、行くって返事したんか?」
 と突っ込まれ。
 ……まあ、そりゃあそうだよな。
 ここで注文漏れの話とかペラペラ喋ったらすげ嫌なヤツだよなぁ、瑞樹(←ウチのおかんに言わせると『日頃偉そうに言われてるんだし、庇ったる必要もないからそういうことは言え』ということになるんだが)。まるでチクリやん。でもやっぱ経緯として説明すべきか……?
 って悩んでたら、瑞樹が説明しようとした瞬間に営業Iが「何とかするから!」と。
 まあ、そう営業Iが言い出したので、「じゃあ、お願いします」とだけ言って、後は触れずにおいたが。

 それ以上課長も突っ込みはしなかったけど、その後の係長と営業Iとの遣り取りとか見てて多分何でそうなったか察しはしたと思うけどね。



 こんなことしやがった、あんなことになった、と告げ口並みに(営業Iは瑞樹のことアレコレ告げ口してるみたいだが)言える性格なら言いたいように言って後は放置、とか出来るんだけど、瑞樹そういう性格じゃないのがなぁ。
 おかんは瑞樹の話を聞いてると苛々するらしい。

「何で言わんのん!?」
「何でそんなヤツ庇うようなことすんのん!? アンタ何っ時もやられてるやん。だったらアンタもやったったらええねん」
「そんなんアンタ1人が悪者やん!」
「私が悪いんちゃうってちゃんと言わな!」

 とか色々言われるんだよね。もう今日はそれ聞くのもしんどいからこの話はしてないけど。
 はい、おかんの言うことも一理ございます。
 でもねー、損してるって判ってても、出来る性格じゃねーんだもん、仕方ないじゃん(溜息)。
 人に責任押し付ける訳じゃなくそれが事実だとしても押し付けるような発言もようせんし。



     ☆ 今日までかかって読んだ本 ☆
 PHP研究所 PHP文庫 齋藤孝『こんなに面白かった!「ニッポンの伝統芸能」』

2011年09月02日(金)
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