「家の中にいるのに外にいるのと一緒の格好だな」と夫に言われるのですが、
灯油が18Lで2000円近くになった昨今、燃料費を抑えるには着膨れが一番
手っ取り早いのでございます。
動いていれば全然寒くないので、バタバタと家事をこなしている時は大丈夫。
PCの前に座っている状態が一番寒いです。
寒風ふきすさぶ中のウォーキングも、寒すぎて歩いていられぬ、となったら走る。
でも走ると汗をかくので、走るのをやめたらそれが冷えてとんでもないことになるので、
走りだしたら家に着くまで走りつづけねばなりませぬ。
おかげで冬だというのに体重があまり増えずに助かっています。
そうそう、今日ウォーキング途中、大ぶりの枝を背中にひもでくくりつけて歩いている
年配のご婦人を発見。おそらくバードウオッチングついでのお散歩とお見受けしましたが、
枝が何本もアタマの上に突き出している状態なのが、枝に化けて鳥の目をあざむくおつもりなのか、
それともその形のいい枝をただお持ち帰りになりたいだけなのか、意図はちょっと不明。
ただ、そのご婦人が近づくと、川のカモが一斉に飛び立って逃げるのですよ。
で、ちょっと離れたところに着水。ご婦人がまた近づくと、また飛び立って離れたところに着水。
というのが、ご婦人が川沿いを歩いている間、何度も繰り返されていました。
でもご婦人は、カモが自分が原因で繰り返し飛び立っていることにはまるで気づいておられないようでしたが。
カモさんたちには、「人が細長いものを背負っている」というのは、あきらかに「自分らを狙っている銃」だと
DNAに刻み込まれているのでしょうな。
以前わたしも、持っていた傘を歩きながらなんとなく前方に振り上げてしまった時、
カモさんたちに向けたわけでもないのに、その瞬間に飛び立ってしまったですもん。
だからあのご婦人、枝に化けてるつもりならまるで逆効果だったわけで。
そもそも迷彩や茶色でもなく、白いダウンをお召しの段階で、
枝だけつけてもカモフラージュにはなっていませんでしたが。
対岸を歩いていたわたしは、何度も集団飛行を観ることができて楽しかったですが、
カモさんたちは落ち着かなかっただろうな。
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