満喫したわー、戸田ちゃん。というか当麻。
これまでのSPECを観てない方にはまったくちんぷんかんぷんという
完全にマニア向けなお話でしたが、わたしにはとても面白かったです。
今まで断片的にしか見せられてなかった過去シーンの数々が、
ストーリーとして過去から現在まですっきりとつながりました。
知られてなかったエピソード(ナンシーの話や、当麻が未詳で初めて扱った事件)とともに、
これまでのいい感じの復習になったし。
この「零」はだいぶ以前にコミックで読了済みではあるのですけどね。
コミックには瀬文のエピソードはほとんど出てこないけれど、
テレビでは生い立ちや後輩の志村との関係も紹介されたので、瀬文も見ることができたし。
しかし、組織内のいじめというのは精神的にしろ肉体的暴力にしろ、ほんと陰湿ですな。
あとは映画でセカイ(向井理)と潤(大島優子)がこの世界をどうしてくれちゃうのか。
このふたりはSPECホルダーなんて存在を超えた、かなり全知全能に近い存在っぽいですが、
なんかあのふたりの様子を見ると(まだちょっとしか出番はないけど)、全知全能って
ご本人たち自身もあまり面白そうじゃないというか、傍から見てもあまり魅力的じゃないというか。
生身の人間が魅力的すぎるのよねー。
ただのバカ正直まっすぐ人間、ただの武闘派、だからとにかくいつも満身創痍、の瀬文や、
あれだけの頭脳があれば絶対もっと楽にズルくも生きられるのに、SITの瀬文以上に
「命捨てます」の徹底した覚悟で戦い続ける当麻や、
頼りなさげなじーさんに見えてどこまでもふたりを見守りつづける野々村係長(待遇)が。
映画楽しみ♪
11月1日公開の理由がニノマエの名前(一十一)から来てるとは思わなかったわ。
マニアとしてはちょっと悔しい。
さ、大好評だった「リーガル・ハイ」第三話も見なくては。
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