| 2013年06月06日(木) |
たまに食べるカップ麺はたしかに美味しい |
ダイエットを決意したら、何ヶ月でもたまごの白身やササミでがんばるましゃですが、
忙しすぎてストレスがたまってくると、身体がなぜかジャンクフードを欲するようになるんですって。
お話は、先週の福山蒸溜所#61から始まります。
書き物(作詞作曲など)をしている時に飲むのは水かお茶か炭酸水、と言っていたましゃ。
小「コーヒーとかじゃないんですね。コーヒー飲まれますか?」
福「ほとんど飲まない。あんこにお茶、というのが僕のガリレオ集中用糖分なんですけど、
お茶に飽きたときに、あんことコーヒーになることはあるけど。
僕にとってコーヒーは、コーヒー&シガレット。それがセットだったの、もともと。」
荘「あー。昔ですね。煙草吸ってた頃。」
福「そう。コーヒーと煙草のマリアージュが大好きだったんです。だから、煙草をやめたと同時に
コーヒーも減ったんです。」
小「なるほど」
福「それなら、お酒と煙草はどうかというと、お酒と煙草の組み合わせはあまり好きじゃなくて。」
荘「禁煙してるって言いながら、お酒飲むと吸っちゃう人っていますよね。
お酒飲むとどうしても吸いたくなっちゃうっていう。」
福「俺、その現象がカップラーメンで起こるのよ。カップラーメンを食べて汁を飲み干すと、煙草が吸いたくなる。」
荘「ええー?」
小「ちょっとわかる」
福「吸わないけどね。でも、カップラーメンの汁まで飲み干したあとに、何かが足りない、何かが足りない、
煙草だ!って。なんかセットなの、頭の中で。」
荘「カップラーメンの汁を飲んだという満足感&ちょっとした罪悪感ですよね。」
福「そう。何かジャンクなものを・・・煙草、って。今コーヒー飲んでも煙草吸いたいとは思わないんだけど、
唯一、カップラーメンの汁を飲み干したあとに、煙草が吸いたくなる。」
荘「年間にカップラーメンとか何回食べてるんですか?」
福「実はけっこう、ドラマの撮影中は食べる。たぶんね、ストレスで。」
福山蒸溜所#62
福「ストレスがたまるとカップラーメンが食べたくなるんです。だから『龍馬伝』のときも
けっこう食べてたんです。」
荘「でもちゃんとしたケータリングあるわけでしょ? 現場に」
福「あるけど、現場にマネージャー陣が2,3人集まったときに、カップラーメンの大人食いをするのが
好きなんです。」
荘「大人食いとは?」
福「気になるカップラーメンを3つ4つ、同時に食べるんです。ちょっとずつ皆で回し食いするの。
色々新製品とか出るじゃない? カップラーメンの大人食いと、カップやきそばの大人食いをするのが
好きなんです。」
荘「昔からある老舗のじゃなくて、新製品を試すってことですね?」
福「老舗もあえて試す。老舗は老舗で進化してるんですよ。」
荘「カップやきそば、700kカロリーとか、すっごいありますよね。」
福「すっごいよ! あのカロリーはどこからきてるの? だって汁も入ってないのに。」
荘「普通は汁に塩分とかそういうものが多めに入ってるっていう・・・」
福「フライ麺だからってこと?」
荘「やきそばはノンフライはないかもしれないですね。」
福「なんかね。寝不足であるとか、ストレスがたまってる時に、よりジャンクなモノに行きたくなるんですよ。」
荘「本当だったら、よりバランスのとれたものを食べなきゃ、っていう時に、ガーッとカップラーメン」
福「そう。それで、汁まで飲み干したあとに、煙草が吸いたくなる」
荘「ますます、行っちゃいけない方に行きたくなるんですね。」
福「そう。でも吸わないんだけど。」
荘「今もそっち方向に追いつめられてるんじゃないんですか?(撮影も)だんだん立て込んでくるわけですよね?」
福「だから、このあいだ長野の方にちょっとロケに行ったんだけど、ほんとにもう立て込んでてスケジュールも
パンパンで、という時に、イベンターさんに教えてもらって、すき焼きやさんに行ったの。
一人前7000円のが極上のコースなんだけど、一人前、肉が大きめだけど薄いのが4枚。
3人で来てたから、とりあえずその7000円の3人前頼もうよ、で、もうペロって。
ペロってなくなるわけですよ。」
小「4枚ですもんね」
福「このイキオイで行ったら払い過ぎるな、と思って、急遽3000円の肉に変えたんです。」
全員「はっはっはっはっはっ!」
荘「それ逆にした方がよかったんじゃないですか? 3000円から始めた方が」
福「それにしたって安くないですよ! 3000円で4切れですから! それを2人前ずつ。
つまりひとり6000円。」
荘「じゃあ結局ひとり3人前食ったわけですか」
福「でもけっこうおなかいっぱいになったよね。
おれはそのとき、飲み物はアサヒスーパードライの瓶ビールを1本しか頼んでないの。
あとのふたり(マネージャー)はウーロン茶。あとは一切頼んでない。肉しか頼んでないんだけど。」
荘「福山さんのマネージメントまわりの人たちは、口が肥えますね。」
福「そうなんですよ。僕のまわりで仕事をするとですね、イヤな贅沢を覚えてしまう。
イヤミな人間になっちゃう。」
荘「いやぁっはっはっはっ! そうですよね。同じもの食べてるわけですからね。」
福「そういうときはね。」
荘「おまえだけ3000円にしろとは言わないですよね。」
福「それは言えない! 俺だけ7000円でいくからさ、とは言えない!」
福「そんな感じでドカ食いしましたね、久しぶりに。これはストレスですよ。
だから、ストレスがたまってドカ食いして太る、っていうのはよくわかる。気をつけます!」
荘「これから最終回に向かって、ガリレオ先生がどんどん太っていくなんてことになったら・・・」
福「刑事110キロのガリレオ、みたいになったら困るから。」
荘「あははは! それ、どっちかわからなくなりますものね。」
福「どっちかわからなくなるものね。」
いやいやいやいや。
わたしの感覚ではそれは全然ドカ食いではないです。
カップ麺大人食いって言ったって、2,3人で3,4個って、結局ひとり1個強だし。
連日ハードワークのガタイのいい男たちが、いくら大きいといっても2ミリくらいの
うっすーーーい極上の牛肉を、都合12枚食べたって、どーってことないし。
でも、ストレスを受けた身体がジャンクを欲するというのはわかる気がします。
塩味、甘さ、油分、すべてが濃いからかな? 手っ取り早く味覚を刺激してくれるし。
空腹感は若干ごまかせる程度だけど。
でも、荒れた心と疲れた身体が落ち着くと「普通に納豆にご飯とかの方が絶対おいしいのに」とか思うのよね。
今シリーズのガリレオ先生は、わたしの目からは痩せすぎに見えます。やつれて見えることも度々ですもの。
先に撮影した映画「真夏の方程式」の方が、今よりほんの少しだけふっくらしていると思われますので、
わたしはきっと映画の湯川先生のビジュアルのほうが好きに違いない。
残りあと3話、どうがんばっても110キロにはならないと思うので、たまにはおいしいものも召し上がりつつ、
ハードな日々を乗り切っていただきたいです。
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