今日のおたけび または つぶやき

2013年05月23日(木)  久々に強烈な漢方薬



数年前から、閃輝暗点(せんきあんてん) の症状が出るのですよ。

突然、視界の中にキラキラのギザギザで囲まれた部分が現われ、その中が見えなくなるの。

10分くらいでおさまって、あとはまたなんとも無いのだけど、いきなり視野の一部分が

見えなくなるのはなんとも気持ち悪くて、それと同時に頭痛や頭がぼんやりするような症状もあったり。



てっきり眼精疲労の症状かと思っていたのだけど、

かかりつけの眼科では、眼科的には何も問題がないと言われたので、

自分でネットで調べて、昨年ようやく「閃輝暗点」という名前の症状だと知りましてね。

単に偏頭痛のひとつの症状の場合もあるが、「脳循環障害が原因で起こる場合もある」とあったので、

頭の血の巡りに何かと問題があるわたしとしては、これはちょっと心しておかねば、

と思っていたのです。



私の場合、暑さと睡眠不足が重なると出やすいのだけど、

最初は半年に一度くらい、それが2〜3ヶ月に一度くらい、と次第に増えてきて、

今年は、急に暑くなったこの1週間の間に、いきなり2回も立て続けにおきたので、

こりゃ万が一にもいきなり脳の血管が詰まったりしたら大変、と、近所の総合病院の脳神経外科へ。



で、CTで頭の輪切り映像を撮ってらって、脳内には特に問題はなく、

偏頭痛ということでホッとしたわけです。



担当の先生「偏頭痛に効く漢方薬がありますが、試してみます? ただ、漢方薬の味が

 嫌いで飲めないという方もいらっしゃいますから、無理にとは言いませんが。」

私「大丈夫です。漢方薬はかなり飲み慣れているので全然大丈夫です。是非お願いします。」

先生「そうですか? 患者さんにもよりますが、2ヶ月くらい飲み続けて、それ以降症状が

 まったくでなくなった、という方もいらっしゃいますから、ではまず二週間くらい続けてみましょう。

 でも、かなり不味いらしいですよ。でもお肌にも良いらしいですよ。」(先生は飲んだことがないらしい)

私「全然大丈夫です!」

先生「キラキラのギザギザが見えて、その中が見えなくなるんですってねぇ。どんな感じなんでしょうねぇ」

 (ものすごく興味深そうにパソコンのカルテを見ている。ご自分も見てみたそうな表情。)

私「いやいや、イヤな感じです。運転している時とか起きたら本当に困ります。」

先生「そうですよね。では二週間飲んだらまた具合を聞かせてください。お大事に。」


とても丁寧で感じのよい、細くて小柄な女性のお医者さんでした。



で、その漢方薬ですが、「ごしゅゆとう」という、初めて聞くお薬。

(漢字を探すのが面倒なので平仮名でご容赦)

まずは、一番効き目が良いと言われる、お湯に溶かして冷めないうちに飲む、というのをやってみましたら、




まーーーずーーーいーーーーーーーーーーーー!




いやいやいや。

皮膚科、婦人科、胃薬、風邪薬、などいろいろ飲んできましたので、

たいていの漢方薬はもはやお茶がわりに「おいしく」いただけるわたくしですが、

久々の強敵に出会いましたわ。



後味の苦さがもうね、容赦ないね。

ま、粉薬を普通に飲むようにお水で流しこんでしまえば、なんてことないのだけどね。



今回はしかしどうにかセーフでしたが、頭の中はこれからもちょっと気をつけておかねば、

と思ったのでした。






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