先週土曜の夜は、たまラジの冒頭に上海から電話でご本人登場。
つい今しがたまで、レッドカーペットの上をスターオーラ全開で闊歩なさっていたのに、
ラジオでは普段どおりの気のいい兄ちゃんに戻って、そのつい今しがたの裏側を
色々教えてくれたのが、本当に楽しかったです。
これぞまさにメディアの醍醐味というか、時の人を追っかけていることを実感するというか。
有楽町のスタジオが一曲目に「最愛」をかけると、
電話のましゃが「これこれ! これ歌ってきた!」と、ご紹介。
あんなにしっとりカッコよく歌ってた人が、なんて無邪気にご報告なさること。
現地の新聞は早速福山づくしになったらしく、
それらの新聞も、ホテルのましゃのお部屋から、有楽町ニッポン放送の荘ちゃんのもとへ
FAXでただちに送られてきたり。
日本とは何もかもが違っていた、とおっしゃっていましたが、肖像権の扱いのユルさは
想像以上だったようで。
ご本人の画像や動画は、撮ったはしからとにかくすべてネットに上げられてしまうと。
本人の許可を取るなんてことも一切なく、夏にオンエア予定(現地のTVで)のインタビュー番組すら、
インタビューされてる途中ですでにその動画がネットに流れていたそうな。
しかも、撮ってる人たちが、メディアの人なのか一般の人なのか全然わからないくらい、
とにかく誰も彼もが撮っているのですって。
いつなんどき誰からカメラを向けられているかわからないから、こちらでは
「24時間ずっとスターを演じ続けなくてはいけない。でも、それがこの町の
エンターテインメントのあり方なのかな、と思う」と、中国のエンタメ事情を語っていらっしゃいました。
「もし、いきなりカメラを向けられたことに怒ったりしたら、その怒ってる様子だってすぐに
アップされてしまうだろう」って。
たしかに、ネットで拝見した画像や映像には、パーティ会場で人の隙間から隠し撮りしてるみたいに
見えるものや、これ明らかに監視カメラ映像ちゃいますの? みたいなものもありましたわ。
でも、ご本人はそういう環境をしっかり認識した対応をしていらしたようですし、
お留守番組にはかなりありがたかったのも事実ですし。
それでも、こういう環境の中にはそんな長く滞在してほしくないかもー、と、うっすら思いましてよ。
24時間スターを演じる必要があるなら、滞在も24時間か48時間くらいでよくないかい?
その間は完璧に演じて、今回みたいにスターオーラ出しまくってお仕事して、
終えたらすぐ帰ってきて、あとはいつも通りにオーラ消して、大好きな伸びる素材の上下を着て、
らくちんなスニーカー履いて、肖像権が守られている場所で過ごしていただきたい。
ま、しかし。
スター福山もカッコいいけど、ナチュラル福山も充分ステキだから、24時間狙われても問題ないか。
むしろナチュラル福山の方が人を惹きつけてやまないと思われる。
そんな上海をあとにして、今はどちらに向かわれているのでしょうね。
旅のご無事をー。
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