| 2012年06月12日(火) |
ATARU第9話 /鍵第9話 |
・ATARU第九話
ここにきて俄然、沢主任(北村一輝)がカッコよくなってきましたよー。
ラリーや舞子ほど四六時中一緒だったわけではなく、むしろ一歩引いているからこそ
冷静にアタルの状態を見極めることができてるのかしらん。
言うべきことははっきり主張し、相当キビシイことも言うけど(顔の長い上司に対してのみ低姿勢)、
口調や態度はあくまで冷静で穏やか。
でもその穏やかさとは裏腹に、熱い怒りをもって相手の心の非常に深いところまで
すーっと見通しているような、そんな印象です。
そして何より、今回あの濃いお顔、あの鋭い眼力が最高に威力を発揮していたのは!
自分のお顔プリントTシャツ。
とりあえず2枚拝見しましたが、プリントながら、なんと存在感のあるお顔。
平面なのにモノクロなのに、ぴょん吉(元祖プリントTですよね)よりもずっと存在感があるって、
やはりあの濃さは尋常ではないのだな。
沢、舞子、渥見らと馴染んできたアタルを見るのがすごく楽しい。
沢と舞子が少し言い合い気味になった時に、仲裁するような行動をとるアタルとか。
沢と渥見と「だるまさんがころんだ」的な行動を取るアタルとか。
なんかちょっと悪さしてるのを見つかって、固まって知らんぷりするのもらぶりーだが、
それがバレてるのもちゃんと理解して、自分から「はい」と反省するのがもっとらぶりー。
そしてそんなアタルを見る目がキモチワルイくらい優しくて嬉しそうな渥見がまたらぶりー。
渥見やっぱり最高ですよ!
舞子を見る時はいつも唾棄するイキオイの視線なだけに、そのギャップが。
クイズを説明する渥見のカツゼツの良さにもホレボレでしたよ。
話は全然飛びますが、今朝からいきなりましゃ登場のキシリッシュ新CMにも、
渥見(or 冷泉@SPEC or田中哲司@本名)がイイ感じで登場なさってましたね。
しかし幼児虐待はドラマでもニュースでも本当にしんどいわ。
気分的にどーんと落ち込む。しかも、それでもそんな母親のことが好き、というのがもうね、
やりきれないよね。
そしてキョウチクトウにそんな毒性があるとは全く知らなかった。怖すぎる。
生木を燃やしちゃいかんのね。火災とかでキョウチクトウが燃えてたら近づいてはいかん、なのね。
・鍵のかかった部屋 第九話
昔はヤクザだったけど今はそうじゃない、と言いながら今も明らかに現役オーラがギラギラな、
会社の皆さんが面白すぎでした。
事務所の内装はもちろん、態度も言葉遣いも上下関係も、相手の脅し方も、今でも確実に
「そのスジ」なのに、そうなの? と聞かれると、「昔の話です」と言うか、黙るか。
この「黙る」っていうのが何よりソレっぽくて、何より説得力があって。
いかにもそれらしく見える役者さんを見事に揃えておられましたが、社長(岩松了)が妙にリアルでした。
その道のプロ(映像的に)の哀川翔さんよりも、はるかにそれっぽかったような。いい配役でしたな。
ビビリまくりの芹沢(敵前逃亡、ふにゃ走り)と、青砥(主に表情)もらぶりーでしたが、
なぜかまったく動じず通常業務続行の榎本との対比で、ビビリのおふたりのらぶりー度がさらに増します。
銃口を向けられても驚きもせず微動だにもせずの榎本っていったい。
次回から二週にわたる最終話には玉木宏登場ですって! これはカッコいいっしょ! ちょー楽しみです。
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