| 2012年05月16日(水) |
リーガル・ハイ第五話 |
先週見た予告映像があまりに面白すぎて、ちょっと期待しすぎたかなー、
という印象はありましたが、それでもやっぱり本筋は冴えてるし小ネタも楽しい。
終盤になっても解決しそうにないから、結末は来週かぁ、と思った矢先、
最後の数分で一気に決着をつけたし。
暗黒のフィクサーがまさかあのような選択をするとは。
でも、贖罪とか改心とかのキレイごとで終わらせず、その後の自分の権勢を見越した「計算だよ」と
言うあたりが、このドラマの一貫した魅力です。
わたしも、コミー(by黛)が言うように金権政治家を擁護するつもりはまったくありませんが、
人の良さやクリーンさばかりを求めるあまり、プロとしての手腕を見極める目が甘くなっては
いけないのだよなー、と、最近かなり反省するようになりました。
デキる奴なら悪人でもかまわない、というわけではなく、プロとしてしっかり有能で、
そのうえ人間性もちゃんとしていてほしい、というのは、不可能でも贅沢すぎる願いでもないと思うのですが。
今回はとにかく黛が最高でした。
というか、コミーと黛の呉越同舟っぷりが。
「今度こそ辞めてやる」と言いながらも、コミーと同じように髪ふり乱し、同じように挙動不審な動きをし、
関係者の前ではふたりびったり並んで身を乗り出して食い下がる。
なんだかんだ言いつつ、どこぞの「相棒」より相棒らしいかもしれない、
絶妙タッグのおふたりでした。
常に自信満々で論理では絶対に負けないはずのコミーが、
おびえてテンパりまくる様子もらぶりーだったし。
うつろな表情でセグウェイあやつりながら(この乗り物まだあるのですね!)、
「僕も謎の死を遂げちゃったりするのかなー」「自業自得です」とか。
来週はコミー対女コミー。楽しみすぎる♪
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