うわっ もう四月だー。
20年以上つきあっている花粉症は、薬漬けでまったく症状は出ないので、以前ほど春はイヤではありません。
が、19歳の息子が今春から完全に花粉症デビューしやがりました。お気の毒〜。
春ははじまりの時。でも、新しい人間関係や新しいことを始めるのは、わくわくより気が重くなったりする方なので
(でも見かけはまったくそうは見えない、ようにしている)、新年度の始まる4月というのは、
もうその響きだけでいつまでたってもちょっとばかり苦手です。
エイプリルフールだというのに気の利いた楽しいウソのひとつもつけませんが、
今夜はNHKBSプレミアムで
「音楽熱帯夜スペシャル 福山雅治ライブ〜MEET THE MUSIC in 宮城〜 」があるし、
時間ちょっとカブっちゃうけど、超楽しみにしていた「SPEC 〜翔〜」もあるし。ほほほーい♪
昨夜のたまラジでは、その住吉中学校でのライブの感想をちょこっと言われていましたが、
印象的だったのを2つほど紹介。
福「自分が中学三年生の時に学校の体育館でやった、初めてのライブを思い出しちゃったの。
中三の卒業式の前日か前々日だったんだけど、来てくれたのは友人とか20人くらいだけで、
その頃は歌ってなかったからギターで、アマチュアバンドとも言えないような仲間うちのバンドのライブ。
それをすごく思い出したなー。
15歳の俺が体育館のステージに立って、43歳になって住吉中の体育館でもステージをやっているのが、
なんか時空を超えた感があって。
何もかもが変わってしまったんだけど、俺自身もそうだし。でも、体育館のステージから見える光景っていうのは、
全然違うんだけど同じなんだよね、何もかも変わったのに、体育館のステージの上に立って興奮している自分とか
まったく変わってない感じで。そういうことを思い出させてくれて嬉しかったし、すごく感謝だった。」
「オープニングの『虹』では、ちょっとでも感情が被災された方々に向いちゃうと涙出そうになっちゃって、
歌も歌えないほど崩れちゃうな、って思って、なるべく歌に集中して、グッとこらえて
やっていた感じだったんですよね。」
いつも通りのステキなライブで(って、中学校の体育館でいつも通りをやっちゃうのが本当にすごいのだけど)、
いつも通りに盛り上げて、いつも通りに歌っていたように聴こえたし見えた(WSの映像くらいだけど)けど、
胸のうちではこんなふうに様々な感情が湧き上がっていたのだなー、と思うと、
そんな感情が表情の中にちょっとでも読み取れないかしらん、と、今夜の映像をガン観してしまいそうです。
いや、きっと読み取れないな。
ピエール瀧汗(「汗だく」の福山的表現)のいつも通りのオトコマエさんの姿しか見えないだろうな。
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