| 2012年03月25日(日) |
なくした と 手放した |
ドラマも全部終わっちゃって、これについても語りたいし(あんな貴一やこんな貴一を観れなくなった寂しさよ)、
やっと15分(たまに20分)は続けて走れるようになったけど
体重も体脂肪率も全然かわりませんよ、ということも語りたいですが、
ましゃ先生の名言をまたまた見つけてしまいました。
ったく、またご紹介せずにはいられないじゃないですか、もういいかげんにしてくれませんか、
と、ちょっと困ったフリして実はただ喜んでるだけですよー。
雑誌もまだまだ立て続けに出ますが、今回は「オリスタ」。
インタビューページのピンクのトレーナーが最高にお似合いです。
うん。ピンクが似合いすぎる43歳。
インタビューのタイトルは「大人になるって素晴らしい!」
ーー大人になって汚れちまった・・・的な歌は結構ありますけど、”大人でよかった!”と
堂々と歌ってる曲って、そういえばあんまり印象にないですね。
福「作風としてイノセンスを歌い続ける、みたいな風習ってありますけど、デビュー20年を超えたら、
そこは正直にならなきゃダメかな、と(笑)。だって大人になってイヤなことっていえば、多少体力が落ちたとか、
生活が大変、人間関係が辛い、とかですよね(笑)。僕は、大人になってからのほうが、自分でいろいろ
決められるし、良いことのほうが多いと思ってます。何かを手にして、何かを失ってしまったとかいうけど、
確かになくしたものはありますけど、それをいつまでも引きずってても前に進めないですしね。
しかも、この年齢になるとなくしたものが多すぎていちいち覚えてないぞ!と(笑)。」
それくらい、みんな普通に失ってたりする。」
わたしも、大人になってからの方が生きるのがずっと楽になったような気がします。
そりゃ義務も責任もあるし、面倒なこともイヤなこともありますが、少なくとも自分で考えて行動できる。
子供の頃は、何をどうしていいかわからないし、実際何もしようがなかったりもしたから、
ただただ受身の状態で不安におびえていることが多かった気がします。ほんと、気弱な子供だったことよ。
大人になったら少なくとも、不安要因に対して何らかの行動を起こすことはできますもの。
で、いいことおっしゃるわー、と思ったのは次の部分。
福「あと、”なくした”のと”手放した”のは違いますよね。次に進むために手放したものがあって、
その選択を後悔してるんだったら、それは選択の仕方を間違えていただけで。
それをいつまでも後悔してるんだったら、それを補って余りあるだけの未来を手に入れるために、
いま努力しなきゃいけないんじゃないかと。」
オトコマエの上になんでこんなにいいことおっしゃるのだ。
後悔し続けてても何もいいことないのに、そうやって罪悪感にさいなまれていることが贖罪になるみたいな、
あるいは純粋で繊細で優しい人間の証であるみたいな、そんな感覚があったりするものね。
でもそれって、「いまやるべきことをやらない」ことの言い訳にすぎないし、大人の態度ではないですね、確かに。
他にも色々と興味深いことをおっしゃっていましたが、それはまた後日。
ラジオでは下ネタもふつーにおっしゃって男のエロさ丸出し発言(でも下品にはならない)もしょっちゅうですが、
生き方の指南をしてくれる哲学書のようなスピリチュアル本のような発言もしょっちゅう。
エラソーにも説経っぽくもならずに、サラッと。
なぜこのオトコマエさんは、こんなステキなことが言えちゃうのか?
それについてもまた後日。
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