| 2012年03月02日(金) |
「生きてる生きてく」@Mステ |
ミニステからすでに福山&ドラえもん祭り。
雅治と雅秋のツーショが見られるとは思っていませんでしたー。
2次元と3次元の融合。しかもなんかあまり違和感がない。
着ぐるみなのに雅秋のイケメンっぷりがハンパないし、声はご本人だし。そりゃ馴染むわー。
雅秋の世界的大ヒット「桜もち」のネタまで披露して(手にはちゃんと桜餅を装着)、
ご丁寧で楽しい小芝居でした。
本編での歌披露では、セットもすごくいい感じだし、
演奏はいつもの百戦錬磨のカッコいいじーさんたちがノリノリだし、
曲は楽しいし、詞は素敵だし、ましゃの歌い方もCDより良いくらいだし、
歌詞もちゃんと全部歌ってくれたし。
これ以上ないくらいの大満足のお披露目でございましたよ。
この歌のキーワードは「遺伝子」だと思うのですが、
実際の遺伝子のしくみや働きはさておき、過去から今そして未来へつながる命の意味を
イメージさせるのに、「遺伝子」ってピッタリの言葉ですよね。
しかも、ましゃファンとしては「ホットスポット 最後の楽園」で、
すでに頭に叩き込まれているわけですよ。
どんな生き物も気の遠くなるような長い時間の間に、その遺伝子に刻まれ蓄積されたものによって
想像もしなかった面白い進化、素晴らしい変化を遂げてきたということを。
だから、さらにイメージしやすかったりするのです。
というか、ましゃご自身だってあの番組を通じて世界各地へ旅をし、
様々な野生動物に出会っていなかったら、こういう詞は生まれなかったかもしれない。
「道標」でも自分が受け継いだ「血」や「命」を強く意識した詞を書かれていますが、
「生きてる生きてく」ではもっと視野が広がった印象を受けます。
自分の人生のすべての経験は、100年先でがんばってる遺伝子の役に立つことはきっと間違いがない。
意識しなくたって、遺伝子の方では常に、役立てる準備を勝手にしてくれてるはず。
それだけでも大きな希望だけど、そこに「そうでありますように」という意思が入ると、
きっとその可能性はもっと大きくなるに違いないのだ。
それと同じように、今の自分は、100年1000年前の遺伝子からの応援を受けて生きている。
自分という命は、生き物としていったい何世代目の命なのかまるで想像つきませんが、
そのすべて遺伝子の蓄積が今の自分の援護射撃をしてくれているという事実は、
計り知れないほどの勇気になっていいはずなのです。普段まったく意識しないけどね。
ちなみにフクラージョこと鈴木福くんの好きな歌詞も、
「そうだ 僕は僕だけで 出来てるわけじゃない
100年1000年前の 遺伝子に 誉めてもらえるように 今を生きてる」
のトコだそうですよ。7歳児の感性あなどりがたし。
そうそう、長崎の男子高校生の、
「(ましゃは)生きる伝説ですから。長崎の男の良いところを全部持ってかれた。
だから、返して欲しいというか、分けて欲しい。ほんのちょっとでいいんで。」
というコメントが最高でした。長崎の男子高校生もあなどりがたし。
|