| 2012年02月28日(火) |
大人にしか書けない子どものための歌 |
んー。「生きてる生きてく」いいわー。
最初、クセのある歌い方がちょっと気になったのだけど、もう全然違和感を感じなくなりました。
この軽快なメロディにこの歌い方は、
「ビートルズの『オブ・ラ・ディ オブ・ラ・ダ』をボブ・ディランが歌いに来たような感じ」
というご本人の説明がありましたが、わかったようなわからないような。
ま、どうでもいいような。(オイ)
歌詞の一言一句、その素晴らしさを語りたいところですが、
まだリリース前だし、今週のMステでお披露目もあることだし、今しばし待ちましょう。
4分に満たない曲だから、TVでも歌詞をはしょることなく全部聴けるとよいのですが。
先週のたまラジでは次のような解説も。
福「実はこれ全然子どもが歌うような内容の歌じゃないからね。完全に大人の歌です。
だけど、子どもに向けてる歌。歌詞にもあるけど、
『今まで生きて 出した答えは 正解よりも 間違いの方が多いよ
僕は 間違いながら 大人になってきたんだ』
僕は子どもの頃、大人っていうのは完璧な生き物なんだって思ってたけど、
自分が大人になってみたら完璧どころか日々間違い続けてるってことに気づくじゃないですか。
だけどそういう本当のことをちゃんと大人が言ってないなって思って。僕もそうですけど。
あと、過去の恋愛でも、人を好きになって覚えてることって、
良かったことより良くなかったことの方が多い。『あの恋愛のあの瞬間ってサイコウだった!』
なんて覚えてないんだよね。どっちかというと傷つけたとか・・」
荘「そうそう、すっごい目で睨まれたとか。」
福「はっはっはっはっはっは!」
荘「睨まれたなあ、あの駅の改札のとこで、とか」
福「冷たい目をされた、とか、自分が傷ついたとか。そういうことの方が覚えてるじゃないですか。
ともするとネガティブなことではあるんだけど、みんなそういう感じで大人になっていくわけだから。
大人になっていくというのはそういうことの毎日の積み重ねであり、決して正解ばかりではない。
正解っていうのはむしろ10個のうちの1つくらいしかなくて、あと9個は全部間違いだったりする、
っていうことを、ちゃんと伝えてあげた方がいいのかなぁって。
今でもそうだけど、失敗することって怖くて、怖いけど失敗しないと成功しないし、
失敗しないと人間は学ばないし。
だから大人も子どももそんな変わらないよって言いたかったんですよね、
可愛すぎる43歳としては。」
これを言うのに可愛すぎる43歳である必要はないのだけど、
オトコマエな上に可愛すぎる43歳の言うことは、やっぱりすごく熱心に聴きたくなります。
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