おっさん達しか出てこないお話だけど、なんでこんなにカッコイイんだかー!
銃も爆弾も使わないけど戦争映画ですよ。
資本主義という世界で、企業という国の盗り合い。武器は頭脳と精神力と情報そして金。
闘う男たちがせつないわカッコイイわ。おっさんブラボー!
戦場に戻った鷲津はなぜそんなにカッコイイのだ。眼鏡とスーツだけの問題ではないな。
お顔の造作が素晴らしいわけでは決してないと、アップのたびに思うのに。
っつーかアナタいったい何ヶ国語しゃべれるの。
このハゲタカが呼び戻された理由が、「赤いハゲタカ」こと劉(玉山鉄二)の登場なわけですが、
彼がまた、片桐(@BOSS)とは全く印象の違うカッコよさ。同一人物とは思えない印象ですよ。
デコ全開と眼鏡の威力おそるべし。
おヒゲ片桐はワイルド&セクシーですが、おヒゲのない劉はぱっと見清潔感と誠実さにあふれ、
そんなのがありえない資金力で買収をしかけてくるのだから、どーにもこーにも手ごわい敵。
いやー、見ごたえのある闘いでしたわ。
経済ド素人のわたしには、「?」となってしまう展開もあったりするのですが、
もう絶体絶命だろ、って時に「想定の範囲内です。(勝つための)シナリオは準備してあります」
などと鷲津がクールに言い放ったりした日にゃ!
惚れてまうやろ〜〜!
劉はかつての鷲津のような人間でもあるので、鷲津は劉の一番の理解者だったのでしょうね。
持っている資質からすれば、劉も鷲津のようになれたかもしれないけれど、
劉の背負うものはあまりに巨大で強力すぎて、劉にはやはりああいう道しかなかったのかな、とも。
でも、劉が鷲津に残した最後のメッセージ、調査であきらかになった劉の生い立ち、などから、
劉の秘めていた想いを、鷲津がきっちり受け取ることができたのは、
劉にとってせめてもの救いではなかったかと。
荒涼とした大陸の大地に立ち、劉が夢みたことに想いをはせる鷲津でしたが、
そんな彼が、きっとまた戦場に戻っていくのだろうと予感させるラストも素敵でした。
人間、知恵と体力の限りをつくして生き抜いていかなきゃね!
そういう人はカッコイイものね!
映画の話から全然それますが、
ビジュアルが整ってる男がカッコよくなれる可能性はもちろんとても高いけど、
「どうしてこの造作のお顔の人がこんなにカッコいいんだ!」ということも
多々あるわけで。
人間の魅力って奥深いわ。しみじみ。
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