今日のおたけび または つぶやき

2008年06月15日(日)  「古畑中学生」



面白かったですー。

山田涼介くんはなんと言っても「探偵学園Q」での印象が強烈で、

っつーか彼のドラマはそれしか見てないのですが。(「1ポンドの福音」は途中脱落したし。)


その時は、なんだかものすっごいミステリアスな雰囲気のある美少年が出てきちゃった、

と思いましたが、その後はふつーに踊ったりバレーボールの応援したりの様子しか見てなくて、

今回のドラマを大変楽しみにしておりましたの。



やはりとても独特な雰囲気で、大好きなキャラクターでしたわ。

少年時代の古畑任三郎なんて、ちょっと間違ったらお安いコメディーになっちゃいそうだけど、

そんなことは全く無く。

両親の事情が複雑そうだが重過ぎず、その都会的な雰囲気のまま田舎の学校でも馴染んじんでいたり、

偏屈で賢いながらも、基本的にはナチュラルな感性を持つ、一美少年。

でも確実に大人古畑の片鱗を感じさせるマイペースっぷりというか俺様ぷりな演技が、

さすが山田様だわ! と。



そして、音吉がまた素晴らしく。

いいよねー。ああいう少年。純朴だけど本当に人間力があるというか。

どんな状況でもしっかり生きていきそうじゃん。

少年古畑がひとりで活躍するだけの話だったら、あそこまで楽しくなかったなー。

古畑と音吉との会話とかやりとりが最高に面白かったですもん。

向島音吉くんをこんな形で少年古畑と絡ませるなんて、三谷幸喜氏は

やはり天才でいらっしゃるのですね。



事件の結末についてはツッコミどころ満載でしたが、真剣に説経する怖い教頭先生がカッコよかったし、

吹奏楽での「古畑任三郎のテーマ」なんて「うわー、ヤラれたー!」ですよ。

ちょっとぎこちない吹奏楽の演奏ほど、小中学校時代への郷愁を強烈に呼び起こすものはないですね。



今の古畑任三郎の魅力をさらに広げてくれる、素敵な少年時代の話だったし、

もちろん今の個性的で大活躍中の大人古畑あってこその、少年古畑の白さでもあったわけで。



いやー。山田様の今後もとても楽しみ。これからもたくさんお芝居のお仕事していただきたいです。

お育ちざかりで、お顔が探偵学園の時よりぽちゃぽちゃしたイメージ(太っているということではない)だけど、

ほっぺぷっくりの少年だったのにいつしか濃くてシャープなお顔に成長しちゃった人(例:松本さま)

とかいるから、山田さまも気づけばいきなり男っぽくなってたりするのかしらん。



世界の○ャニー氏(伏せる必要は全くないが)には、その変化後のお顔まで見通していたりするのだろうが、

そんな眼力のない一般人は、普通にわくわくしつつ楽しみにお待ちしますわ。



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