夢にまっすぐに突き進む鉄平、好きだったのだけどな。
こうなる結末は読めていたが、自殺という最期はやはり悲しい。
鉄平の抱いた夢は彼がいなくなってから実現したけど、
それで未来に希望を持たせる結末になったとも言えるけど、やはり寂しい。
「ハケンの品格」の最終回も面白かったし、
「花より男子2」の最終回は本当に楽しくて最高のハッピーエンドだっただけに、
こちらのせつなさは堪えるわー。
でも、家長ひとりに絶大な権力が集中しているところや、
血筋が原因の骨肉の争い、一族を守るための壮大な策略や裏切り、
正妻以外の女性の暗躍など、
武家社会の時代には全然あたりまえにあった話なので、
鉄平の最期もまるで武士の最期のように感じられたり。
「サムライならこうするしかないよな」みたいな納得の仕方をしてしまいましたよ。
(そういえば「武士の一分」は結局観ていなかった)
「で、この一族の結局どこが華麗だったの?」
と、のたまった息子は相変わらずの大ボケ野郎ですが、
はからずも一抹の真実をついていないわけでもないツッコミではあるかと。
に、しても木村くんはやっぱりカッコよかったです。
私の木村拓哉氏熱烈大好き期間は「夜空ノムコウ」をもって一区切りをつけ、
その後はお気楽なお茶の間ファンになっとるわけですが、
それでも、いつ見てもいくつになっても素敵だなこの人、と思いますもん。
CMとかでもさ、
車走らせても、PCいじらせても、ケータイ持ったままシャワー浴びせても、
新聞読みながら料理させても、髪いじりながら踊らせてもマジックやらせても、
カメラを構えさせても、何やらせても絵になるもんな。
その姿を観てはあきれつつ敬服しつつ、そして安心するのだよ。
やっぱりねー。一度大好きになったイイ男たちには、
いつまでも素敵でいてほしいっすからね。
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