今日のおたけび または つぶやき

2007年02月09日(金)  「SHOCK」8日昼


昨日(8日昼の部)は今回2度目の「Endless SHOCK」。

いやー、癒される。

帝劇での座長、そしてあのカンパニーの面々を見ると、どうにもこうにも癒される。



あんな派手で緊張感あふれる凄い舞台見せてもらって癒される

っつーのもおかしいかもなのだが、

でも、あそこまで頑張ってる姿、あそこまで客を徹底的に楽しませようと言う心意気は、

もはや神々しくさえあって、

ワガママで108つなんて数じゃ足りないほど煩悩にまみれた客(わたしです)

のために、禊(みそぎ)かなんかしてくれてるの? みたいな気分になってしまうわけですよ。



座長はやっぱりお綺麗でパワフルで、何一つ不安な点はなかったけど、

それでも、ご本人の心意気とは別に、お身体はもう極限までお疲れなのだということは、

遠目からでもひと目でわかるし。

メイクしててもその顔色なら、メイクしてなかったらもう透明なんじゃないか、くらいの印象だし、

そのままパッタリ動かなくなっても、たぶん驚かないな、と思えるほど。



それなのに、やっぱり声はデカいしカッコイイし可愛いし。

秒刻みのシーンの展開の中で、なんで座長があんなに可愛く際限なく

次から次へと新しいアドリブをカマせちゃうのか不思議で仕方がない。

本当にまわりが見えてる人なんだな。どんな状況下でもちゃんと余裕があるのだな。



昨日観て最高だったのは、「じゃぁ3時って言った!」とアキヤマに詰め寄られた瞬間、

ありえないほど可愛らしい表情としぐさで「僕がわるかった。ゴメンねぇ」と、

アキヤマさんにひしっと抱きついたコウイチ。



ありえねえ! あの場面であのいきなりのラブリーな豹変っぷりはありえねえ!

犯罪的かわいらしさのゴロニャンっぷり!

ひじょーに懐かしい死語を持ち出してしまいますが、

「目がテン」という気分を久々に味わいましたよ。

と同時に、その可愛らしさに一瞬にして「骨抜き」という気分もね。



客は勝手に骨抜きになってりゃいいが、

ステージの上では芝居を続けなきゃいけないわけで、

アキヤマさんもマチダさんもちゃんとそれにピッタリな芝居を続けていくから凄いよね。



マチダさんなんて、小芝居のたびに

「コウイチくんは!?」とか「コウイチさん!(はあと)」とか「キター!」とか「きゃー」とか、

正規のセリフではないだろうけど色々と言葉を発していて、

それをマイクが拾ってしまうのか、かすかに聞こえてくる感じがまた楽しい。

マチダは本当に楽しい1キャラとして確立しましたな。

もはや以前のマチダが想像できないほどです。



それとね、アキヤマさんの代わりにロープ回しをがんばるヨネハナさんですが、

やはり体重がアキヤマさんよりは軽いせいか、ものすごく足ふんばっていても、

身体がロープに持っていかれちゃいそうになることがあって、ちょっとハラハラ。



すべての演目がすんなり問題なくいってる時は気が付かないけど、

どの技も、それに一番ふさわしい人が精一杯がんばって初めて出来ることなんだな、

と、改めて感じました。

どれもこれもハイレベルで、簡単に代役が見つかる役なんてひとつもないですね。



あとね、斗真の泣き顔に弱いみたいだわたしは、ということに昨日気がついた。

好みの問題ですが、斗真は顔の造作が大きいのか表情がとてもわかりやすくて、

あの目じりの下がったお顔がくしゃ〜っと歪んで泣き顔になると、

ついついもらい泣きしそうになってしまう。

ドライアイなわたしは、いっぱい泣かしてもらったほうがよいのです。(そういう問題か)



表情も豊かだしセリフもはっきりして感情込もってるし、

特に告白シーンではあそこまで絶叫系のやりとりにならなくても充分伝わるのに、

とは思いますが、あそこまで毎回絶叫している斗真もまりか嬢も座長も、

全然声が枯れてないっつーのが凄すぎです。



それにしても今回、3時間の公演時間が本当にあっという間。

途中、まったく飽きないし中弛み感もないという点でも過去最高の出来と思われ。




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