| 2007年01月28日(日) |
ゴッドハンドA先生・その後 |
全治二ヶ月と言われた息子の足ですが、
ゴッドハンドA先生の細やかな治療のおかげで驚異の回復をみせております。
っつーか、怪我の翌日から歩いているから「全治二ヶ月」と言っても
誰も信じてくれないらしい。
「真綿で首を絞める」というのはじわじわ責めるといういやーな意味ですが、
この足首も、靭帯が切れて骨と骨の間が広がってしまったらしい状態を、
まさに真綿で包んでだんだんに締めて戻していくのです。
うっすーい真綿を、今日は昨日より一枚増やして、その上をギブスと包帯で固定、
みたいな微妙な締め具合。
A先生「アキレス腱とかの治療だと、真綿の増やし具合がもっと微妙なの。
本当に、薄紙1枚くらいずつ増やして、そっとそっと締めて戻していくの。」
自然治癒力を最大限に引き出すというのは、
患部に無理なく、でも決して甘やかさず、の絶妙なバランスの上で可能なことなのですな。
A先生 「怖がると思って言わなかったんだけど、最初、足首は亜脱臼していたのよ。」
関節が外れかけていたということらしいが、
それがどれほど大変なことなのかわからないので、
言われてもたぶん怖くなかったと思います。
でもとにかく痛そう! ということだけはわかる。
しかし、いくらゴッドハンドがいてくれても怪我を繰り返したら意味がないので、
「次やったら本当にヤバいと思え。」と、息子の自覚を促すのに必死な母ですが、
本人は相変わらず「その手で〜♪ その手で〜♪ わたしを治して〜♪」と、
平井堅とは似ても似つかない声で能天気に歌いつつ、ごきげんでA先生のもとへ通う日々。
まあね。怪我のたびに落ち込まれても、見てる方もしんどいですが、
だからって、怪我のたびに
「オレって驚異の回復力!」みたいに得意がられてもムカつくわけで。
母 「A先生の腕がなかったらそこまでの回復はないんだぞ。」
息子「わかってるよー。でも、先生の22年間の治療生活のうちでも、
オレの回復力は驚異的だって言ってたもん。」
A先生、お願いですからよけいなコト言わんといて下さい。
アホがつけあがるだけです。
ま、人間、自分で気づくまでいくらでも同じ失敗を繰り返して勉強させられるそうだから、
せいぜいいっぱい勉強していただくしかありませぬ。
そんなエラそうなこと言ってる母も、たくさん同じ失敗繰り返しているわけでー。
てへ♪ (「真顔で『テヘ♪』なんて言える女にロクな女はいないのよっ!」 by銀魂)
つばさくん。 ←唐突な呼びかけで失礼。
キミに会いたいよ。
3週間ぶりに更新された「283」を読んで、
相変わらずの生真面目さに安心したりかえって不安になったりしておりましたが、
どんな経験からもしっかり感じ取り、
どんな時も決して感謝を忘れないようにしようというその姿勢は、
やはりとても頼もしくて好ましい。
うちの14歳が、あと10年後、
キミのように感じられる男にちゃんとなっているだろうか。
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