| 2006年12月28日(木) |
今年も無事みーはーでいられました |
これ書いたら絶対年賀状書くから! (と宣言しておかないとやらない)
去年の今日(28日)は、翼ソロコンの東京追加公演に行っていたのです。
なつかしいにゃー。去年の年末も遊んでいたもんな。
去年は25、26日と大阪へきんきコンに行って、28、29日と翼ソロに行って、
翌30日には再びきんきコン東京ドームに行くという、
私の体力からしたら命がけみたいなスケジュールになっておりました。
そんなことができるのも、「舞台行って来る」「ライブ行って来る」が、
「ちょっと買い物行ってくる」となんら変わらないように聞こえるようになってしまったらしい
家族のおかげでございます。
でも去年の12月28日は、
私のみーはー生活(もはや死後か。「ヲタ生活」と言うべきか。)もついに終わり? と、
一瞬の危機感を抱いた日だったのですよ。
なぜかというと、翼の踊りが妙にバタバタしていてあまりキレイだと思えなかったから。
もちろん、骨折していたなんて全く知らなかったから、
「翼の踊り方ってこんなんだったっけ?」
「こんな踊りを私はものすごく素敵と思っていたんだっけ?」
「まさかまさか雑になっちゃったとか?」
と、頭ん中「???」だらけでずっと観ていて、
自分の審美眼への自信をいきなり失ってしまったのですよ。
しかも、それよりだいぶ前から、ものすごくカッコイイとずっと思っていた男が、
なんだかあんまりカッコイイとは思えなくなってきていたということもあり。
それが、外見よりも「この男の考え方にはどーにも共感しかねる・・・」
みたいなトコでの違和感だったから、
これまた自分の人間を見る眼にものすごーく自信を失ってしまっていたのです。
それに追い討ちをかけるかのようにこんな翼でしょ。(こんな翼って言い方も失礼なんだが)
もうわたしにはイイ男を見極める眼はなくなってしまったんだ、
ついに長年のミーハー生活も終わりか、と、マジでその時は思ったのです。
でも、その夜ネットを徘徊していて、
翼は骨折して踊るどころかまともに歩ける状態でもないらしい、ということがわかって
どんだけ安心したことか。
怪我を知って安心したというのもまた激しく失礼だが、
本来の翼ではなかった理由がわかって本当に安堵したし、
その翌日の公演では、足の動きは相当に制限されながらも
前日のバタバタ感は全くない、翼本来のきっちり美しく力強い踊りにちゃんと戻っていたのです。
もちろん、歌もMCも何から何まで最高に楽しかったし。
そのおかげで「まだ自分の眼を信じてよいのだな」と、
みーはーとしての自信を少し取り戻すことができたという、
そんな去年の今日の出来事だったのでした。
翼がその後、
舞台や新曲を控えた大忙しの時期にこんな怪我をしてしまったことを
どのように受け止めたか、そんな自分に厳しく何を課して淡々と努力を続けたか、
そんな自分を支えてくれる共演者や関係者やファンに、申し訳ないと伝えると共に
どれほどたくさん感謝の言葉を言い続けたか。
もちろんそんなことを遠くから観ているだけのファンが全部わかるはずもないが、
ウェブや雑誌で目にする言葉から、ケガという経験のおかげで翼はまたひとまわり
イイ男になったんだな、と思えてすごくうれしかったのでした。
今回のクリスマスコンの珠玉パンフにもちらっと書いてありましたので、
すこーしだけ抜粋。
「今思えばあの怪我のおかげで、今までとは違う目線で物事を考えられるようになった。
何があってもそれを自分の運命だと思って受け入れることの大切さを知った。
自分の気持ち次第で何事もプラスの材料に変えられることを実感した。
大きな壁があったからこそ、それを乗り越えることの重要さも実感した。
たくさんの人に心配や迷惑をかけてしまったことは今でも申し訳なく思うけど、
その分、これからもずっと元気な姿を見せることで恩返しをしていきたいなと思っている。
歩けること、走れること、今まであたりまえだと思っていたことが全部ありがたくて、
だからこそこの身体を大切にしようって思って、ますますケアに気をつけるようになった。
改めて、いつも自分を守ってくれている人たちに感謝したいという気持ちになれた。」
足が完全復活した後の翼が、どれほど素敵なソロコンを作ってくれたか、
今回のクリコンもどれほど楽しかったか、などは、もはや言わずもがなでございます。
べつに私はアイドルに対して、ものすっごい人格者でいて欲しいなんて
これっぽっちも望んでいたわけではないのですよ。
自分が二十代の頃なんて、とてもこんなこと言えなかった気がするし。
アイドルは美しくカッコイイお姿とイイ声で楽しませてくれれば充分なのだし。
でも、こちらの予想をはるかに超えた人間的成長っぷりを、
若干二十代前半のやまぴーとか滝さまとか翼とかが見せてくれちゃうものだから、
ついついこんな道徳の時間みたいなことを書いてしまうハメに。(と、人のせいにする)
外見も中身もカッコイイ男たちのおかげで、
今年も無事、みーはー生活を満喫することができました。
イイ男な皆さん、本当にありがとうございました。
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