今日のおたけび または つぶやき

2006年10月16日(月)  10月16日付 本日のオトコマエ


食の細いミラー王子も、

北の大地ではおいしいものを色々堪能できたようでヨカッタヨカッタ。

ちゃーんと食べてしっかり力をつけておくれ。

須藤元気くんの本にも書いてあったよ。



「『食』と言う字は『人を良くする』と書くだけあって、おいしいものを

きちんと食べることは人間にとって本当に大切なことだと思う。」って。



ほんとにねー。

このミラーなオトコマエに一番欠けてるのは身長でも髪の毛でもなく(欠けてませんからっ!)

「しっかり食べること」だと思うよ。

喰わせろ! 頼むから誰かちゃんと彼に喰わせてくれ!

血となり肉となり力となるおいしい食べ物を!



それはそうと、『兄弟』で披露してくれた所ジョージ氏の「じゃねぇの文字」が最高で。

つい最近の朝日新聞に載ってたんだけど、今ひとつピンと来てなかったのですが、

いっぱい作品を見せてもらってよーくわかった。


やっぱり所サンは天才ですよ。

久々に腹筋が痛くなるほど笑わせていただきました。


きんきちゃんがとにかく可愛らしかったので、もーちょっと姿が観たかったな、とか

演歌の人はやっぱり苦手だ、とかいろいろありますが、

いっぱい笑って楽しかったのでOKでごじゃります。



さて。

ここのところ、アイドルで美しくてカッコイイのに(のに、って言い方も失礼なのだが)

真摯で前向きなイイ男だったりもする若いもんに教えられることばかりで、

ついつい自分が20代だった頃を振り返ってしまったりするわけです。

自分が彼らと同じくらいの歳で、あんなにしっかりしてたかなー、と。



やっぱり経験の濃さの違いなのかな。

自分が今頃なんとなーくわかったような気になったことが、

彼らはその半分の年月で理解できて、しかも実践できちゃったりするんだな。


というわけで本日のオトコマエなお方は

「少クラプレミアム」にちらっと出ていた滝沢秀明氏。


なんだよー。せっかく「One!」の舞台映像見せるなら、ヒデ爺も見せろよー。

踊るヒデ爺は最高にラブリーだったのにー! 全編通して一番好きな場面なのにー!



ま、それはともかく、

24歳の若さで自分の半生のドキュメントを演じるなんて

かなりしんどいことをなさった滝様。(観てる方もしんどかったが。特に一幕。)

演じ終えての感想で、



「(自分の人生は)決してそんな特別なこともないし、べつに不幸とも思っていない。

 どちらかと言ったら幸せな方だと思う。

 人生いろいろあるかもしれないけど、無駄がないんだな、と。


 セリフにもあったけど、「今日というこの瞬間を楽しもう。ちゃんと生きよう」みたいな。

 単純なようでむずかしい。わかっていてもできなかったりするので。


 (この舞台を経験したことで)目の前のことをちゃんとやっていこう、と思った。

 むしろ、焦りがなくなったというか。

 どうやっても、成功しても失敗しても、無駄がない、と思えたので。

 逆に、だからゆっくりやっていこう、と思うようになった。」



これまた、文面だけだと非常に伝わりにくいとは思うのだが、


自分が経験したことで無駄なことは何も無かった。

苦しい経験もしたが、だから不幸だとは思っていない。

これから経験することも、それがたとえ失敗するにしても成功するにしても、

何一つ無駄にはならないので、焦らず目の前のことをちゃんとやればいい、

と思えるようになった。


という、実に大らかで前向きで地に足のついたオトコマエな人生観を、

若干24歳が例によってとつとつと静かにお話しになる。

「今日は天気がいいね」くらいの口調で「人生には無駄がないね」とおっしゃる。



24歳の頃の自分を考えてみると、比べ物にならんくらい浅くてなんかハズカシ。



もうさぁ〜。

腹筋も昆虫みたいですごいし(昆虫のおなかあまり好きじゃないけど)

色白で笑顔が可愛くてそりゃー相方が言うように「キラキラ」だし、

っつーか持ち物着る物はむしろ「ギラギラ」だし(私の好みはシンプルな翼の装いだが)

WEB日記書かせると絵文字がウルサイくらいだが、



でもこの人の魅力も、それとはうらはらの、

静かに肝の据わった男っぽさのような気がするのだよ。


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