| 2006年08月27日(日) |
"STYLE"06 東京26日 |
翼ソロ、東京公演ラストの日でございます。
なんかねー。
清清しい。(「すがすがしい」と読みます。 ←読者を馬鹿にするのもいいかげんにしなさい。)
翼ソロコンは観ていて清清しい。気持ちがイイ。
踊りに踊っていくら息が切れて汗ダーダーでも、
晴れ晴れと嬉しそうな顔をしているし、
「みんながこうして来てくれるのが何より嬉しい」って、
これまた毎回言ってくれるし。
ステージが大好きで客も大切で、という気持ちが
とてもシンプルに伝わってくる。
「ステージの上こそが自分の成長の場」とか真面目なこと言っちゃうしね。
アンコールのコールすれば、
「アンコールありがとう!」って言いながら出てくるしね。
「ありがとう!」はいくらでも聞くけど「アンコールありがとう!」て。
そんな丁寧にお礼言われたのも初めてでございます。
コンサートグッズだって、
そのツアーが終わればもう引き出しの奥深くにしまわれて
滅多に使われることはないけど、
翼は去年のグッズのタンブラーでドリンク飲みながら
「ほら、これ去年のだよ。」と嬉しそうに見せてくれるし。
去年のリストバンドも今年のと一緒につけて
「これ去年の♪」とこれまた嬉しそうにご紹介。
紹介してくれたって売ってないから商売にはならんのだが、
本人がかまわず使ってくれてると、
会場でも「なんで去年のなんか付けてんの?」なんて
目で見られることはないわけで、そうなると「わたしもー♪」と、
ゴキゲンで去年のを引っ張り出して装着してしまうわけよ。
なんか嬉しいのよ、そういうのも。
ま、それは枝葉のことで、
まず第一に翼の歌と踊りが大好きだから楽しいわけですが。
19日20日はとってもハイテンションでハキハキしていた話し方が
26日は優しく語り掛けるような静かな口調に聞こえると思ったら、
客席に森のエルフ光子(ほぼ不老不死に敬意を表して)さまがいらっしゃいました。
みっちゃんは珍しくエスコートをひとりも連れず(条件反射的にヒガシを探してしまう)
単身で下手側の一番端っこに、パイプ椅子でご覧になってましたよ。
みっちゃんのディナーショーで14,5歳の時の滝翼が
ろうそくを受け取って寂しげに立ってる(一応演技しているらしい)映像などが流れ、
翼は「この変な表情は!」「このノッポさんみたいな滝沢は!」と
色々突っ込んでました。
で、みっちゃんの「わたしが生涯ただ一度だけやったディナーショーに
つばさちゃんが出てくれて・・」という「つばさちゃん」呼びに会場どよめき。
「つばさちゃん」って呼ばれる翼を初めて観たー。
「つばちゃん」なら本人も言うことあるけどね。
つばさちゃん。
たぶんこれからもそう呼ぶことはないと思うのでちょっと言ってみました。
本編では、自分のマジダンスは完璧なのにダンス指導では間違えてみたり、
(でもすぐ気づくところがつばチェ先生)
自作曲(作曲のみ)の「優しいだけのハーモニー」では歌詞を盛大に飛ばし、
「納得いかないっ。もう1回歌わせて。今のは『間違いだらけのハーモニー』」
と、もう1回歌ってくれたり。
でも2回目もなぜか同じ箇所で歌詞が飛んでしまうらしく、
背後のでっかいモニターの歌詞を振り返ってガン見しながらクリア。
「『チラ見だらけのハーモニー』でした」と、タイトルが変わる変わる。
20日2部では、アンコールでギター弾きながら歌った曲が、
バンドと自分のギターの最後のキメが合わなかったらしく、やはり
「納得いかない。もう1曲やらせて。」と、もう1曲歌ってくれたんだった。
なかなか納得してくれない翼ブラボー!
ほっさま振り講習後、「もう1回! もう1回!」と結局3回も踊らされた
つばチェ先生&よい子のみんな(MAD)。
つばチェ先生も色々ネタを仕込んでいて、1回目はノーマルポーズで終わり、
2回目は全員がいきなり青いハンカチで顔を拭き出し、
翼「・・・斉藤です・・」とハンカチ王子で終わり(作戦C)、
3回目は全員で海のかなたに沈む夕日に明日の希望を夢見る
青年たちのような遠い目線で微動だにせず立つ(説明長すぎ・作戦B)
で終わりました。
ベタにカッコイイポーズで固まる彼らが、ふつーにカッコよくて困った。
ダブルアンコールでは白いタオル巻き頭で登場。
イイ男たちはタオル巻きがことごとく似合うな!
3回目か4回目かのアンコールを求めて客ががんばりましてね。
しつこいっちゃぁしつこいんだけど、
わたしとしてはこのくらいの頑張りが好きです。
何が何でも出て来い! なんて思ってないのよ。
「清掃に入りますからぁー」って叫ぶ係員さんたちの邪魔をするつもりもない。
昼公演だったら絶対しないし。
ただ「本日の公演はこれで・・」というアナウンスと共に
さーっと引き下がっちゃうのはちょっとつまらなくてさ。
別に出てこなくてもいいんだ。そりゃ出てきてくれれば嬉しいけど。
最高だったという気持ちが本人に、
もし本人じゃなくても、せめてそこにいるスタッフたちに伝われば。
そんな気持ちで翼コールを続けていた人も多かったことと。
「今日はこの辺で勘弁してやるか」みたいな
押し加減と引き際がなんだかとても見事でしたよ、翼ファンの皆さまがた。
さてさて、これから各地を回った後、
はたしてまた東京に戻ってきてくれるのか。
本人は「また戻って来たい」と言っていたし、会場からもいっぱい
「戻って来てー!」の声が掛かっていたけどな。
もちろん私も、そうなってくれれば最高に嬉しい。強く願っておこう。
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