| 2006年06月22日(木) |
「アキハバラ@DEEP」 |
生田斗真氏が先週のレコメンで
「『アキハバラ@DEEP』(月・火深夜にTBSでオンエアのドラマ)見てね♪」
と言っていたので、見ましたよ。 ←なんて宣伝効果のあるわたし
「アキバ系冒険活劇」と銘打っていまして、
アキハバラに生息するオタクたち、メイドさんたちなどが主人公のドラマで、
非常に猥雑な、ところどころ非常に暴力的な、「池袋ウェストゲートパーク」も
髣髴とさせるような面白さがあります。
斗真のキャラが、
優秀なグラフィックデザイナーだけど極度の潔癖症と女性恐怖症のボックスくん。
風間俊介氏のキャラが、
激しい吃音で人とのコミュニケーションにちょっと時間がかかるページくん。
もうひとりの青年が、
絶対音感を持つが、原因不明のフリーズを起こして固まってしまうことがあるタイコくん。
で、この3人が縁あって秋葉原で出会い、
「アキハバラ@DEEP」という名前のチームを作り、
オタクならではの特技を生かしつつ、
「僕らの街、アキバを守るんだ!」と、オタク狩り集団を撃退したり、
実は格闘家でもあった憧れのメイド嬢の試合を応援したりと、
なんだか色々やっていくようなのです。
秋葉原は実家から15分もあれば行けるので、電気街だった頃はよく行きましたが
まさかこんな風な街に変貌してこんな注目を集めるようになるとはなぁ・・・。
単純にオタク文化について知るだけでも面白いのですが、
とにかくキャラがみんな素晴らしい。
斗真はオタクにしては明るくて強そうでカッコよすぎる気もするが、
でもそのおかげですっごくお話が楽しくなっている。
本当に本物のオタクだけだったら、どーんよりしてて観てられなさそうだし。
で、風間くんを見るのはすごーく久しぶりなのですが(「金八先生」以来かも)
彼が凄まじい面白さでねー。
髪ぼしゃぼしゃで黒縁メガネでずっと下向いてて吃音が激しくて、
でもそれが芝居とは全く思えないナチュラルさ。
すごくうっとうしくて邪魔なキャラのようでいて、実はすごく愛らしくて
魅力的だったのでびっくりです。彼が居るだけで笑える。おもしろいよー!
で、「医龍」ブームの我が家ではただいま呼び名は「霧島」あるいは
「カズキこのやろー」こと北村一輝氏が、
IT大企業の社長で大変に金は持ってそうだが
激しく屈折している幼稚なオタクを演じておりまして、
「カズキがこんなところに!?」と
これまた大変に興味深いキャスティング。
大好きなドラマがどんどん最終回に向かっている中、
ここにきて面白い伏兵が出現いたしました。
何回続くのかなー。
しかも「これはDVDを目的に制作されたものです」なんて
説明がエンディングで出るのだが、だからなんなのだ?
目的がオンエアとDVDでは、何が違うのでしょうか。
普通にオンエアしてしまえば、普通にドラマだと思うのだけど。
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